県被団協 箕牧理事長 爆心地に最も近い本川小学校で被爆証言 児童は「平和って大事だと伝えたい」

2/12(水) 11:56

日本被団協の代表委員で県被団協の理事長を務める箕牧智之さんが、12日朝、爆心地の近くにある小学校を訪れ、被爆体験を語りました。

県被団協の箕牧理事長が訪れた広島市立本川小学校は、爆心地に最も近い学校で、およそ400人の児童と教職員10人が犠牲になりました。

箕牧さんが本川小学校で講演するのは初めてで、5年生およそ80人に、自身の被爆体験やこれまでの継承活動について話し、戦争反対を訴え続けてほしいと児童らに伝えました。

【児童は】
「1年生とかに平和って大事なんだよということを伝えていきたいなと思います」

本川小学校では今後も、被爆者の体験や思いを聞く機会を設け、児童らに被爆の実相について理解を深めてほしいとしています。