マツダ労組 過去最高 月額1万8000円 賃上げを要求

2/12(水) 17:48

マツダ労働組合はベースアップ相当分と定期昇給分を合わせた、総額で過去最高となる月額1万8000円の賃上げを求める要求書をきょう、経営側に提出しました。

およそ2万人の組合員がいるマツダ労組が提出した要求書では、基本給を引き上げるベースアップ相当分と定期昇給分を含めた賃金の総額で月額1万8000円の賃上げを求めています。

ベースアップの要求は4年連続で、今の形で要求するようになった2019年以降で最高額となっています。
また、ボーナスについては、マツダが2025年3月期の連結決算の見通しを下方修正していることなどから、去年より少ない5.4か月分を要求しました。

マツダ労組の原田悟委員長は「組合員の物価高による生活への不安を取り除き、地域への賃金引き上げの波及効果を強く意識する」とコメントしています。