お寿司の豪華ランチ こだわり抜いたネタ「中トロ」など おまかせ握り11貫を堪能  広島市「鮨 黒郷」

2/13(木) 20:00

お寿司の豪華ランチを親子二人三脚の店で

「ひろしま満点ママ・行きたくナル食堂」のスタッフが太鼓判を押すとっておきグルメをご紹介するコーナー、今回は、ちょっと贅沢に「お寿司」を楽しみます。

訪れたのは、広島市中区幟町にある「鮨 黒郷」。
お寿司の豪華ランチがいただけるということで、ジャケットスタイルで、さっそく店内へ。

(前田拓磨アナ)
「どうですか?いやいや、素敵な和の空間が広がっています。よろしくお願いします。いやもう扉を開けた瞬間からとっても素敵な雰囲気で、いいお店ですね。格式のあるお店なので堅苦しい感じなのかなと思ってたんですけど」

(鮨 黒郷 店主 黒郷修さん)
「全然そんなことないです。店内も入りやすいと思います。家族連れでも安心してくれるような明るい雰囲気で食事をして帰ってもらう,店をしたかった」

店内は明るく、初めて来た人も過ごしやすい落ち着いた雰囲気。
店主の黒郷修さん、実は…以前、満点ママでもご紹介したお店、ビックフロント広島にある高級すし店「あじろや」で板長を務めていたベテラン寿司職人なんです。
そんな黒郷さんが独立し、息子の翔さんと一緒に「鮨 黒郷」をオープンさせました。

(鮨 黒郷 店主 黒郷修さん)
「息子に、『店するけどどうかって来るかって』言ったら、『じゃあ行く』と」

(前田拓磨アナ)
「お父さんと一緒にそのすし店をされて、なんかどういう気持ちですか」

(鮨 黒郷  黒郷翔さん)
「まあ、楽しいですし、尊敬ですし。まず楽しいですよ。やっぱり。はい」

お客さんの評判は

親子二人三脚で営む寿司店。
お客さんの評判は?

(お客さんは)
「目で楽しむし、料理をやっぱりこう。味だけじゃなくて、口の中に入れた時の香りとか。やっぱり、こういう場所でしか楽しめない」
「すごく気さくで話しやすくて、お寿司もすごく初めてのおいしさっていうのを感じたので、お寿司に惚れて、それからずっと通っている感じですね」

こだわり抜いたネタ、まず中トロから

いただくのは、お昼の「おまかせ握り」。
この日届いたばかりの、青森県深浦の本マグロをさばいていきます。
といっても、この日に使うのではなく、さくにしたら、数日寝かせることで味に深みが出るんだそうです。

こちらは、数日間寝かせた「中トロ」。
握りたてが順番に出てくるスタイルです。おまかせ握りは11貫。こだわり抜いたネタが並びます。まずは中トロから!

(前田アナ)
「わー、すごいサシ入ってます。いや、わかりますかね。いただきます。うわ。美味しい。溶けました。脂が上品。口に入れた瞬間、もう本当に数秒で溶けてなくなるような、そんな脂ですね。びっくりするぐらい口当たりがいいですよ」

(鮨 黒郷 店主 黒郷修さん)
「自分で写真と動画を見て選ぶんです。現地に行けないんで、見て選びたいんで、魚体の大きさ。サシの入り具合で決めてます」

ネタにはとことんこだわっていて、日本全国各地からその時期おすすめの魚を仕入れています。
長年お寿司を握ってきた店主だからこその生産者とのつながりですね。

幸せが詰まったバフンウニ

続いては息子の翔さんに、握っていただきました。

(鮨 黒郷  黒郷翔さん)
「こちら北海道産のバフンウニです」
(前田アナ)
「うわ、すごい。もう幸せが詰まっていますね」

ウニを楽しんでもらいたいと小さめに握ったシャリにたっぷり盛っていきます。
味付けは塩のみ。

そのお味は?

(前田アナ)
「おお、クリーミー、なんて濃厚なんですかこれ。塩使ってるからこそ、なんでしょう。もうダイレクトに海の旨味がしっかりと伝わってくるんですね」

(鮨 黒郷  黒郷翔さん)
「引き立てるイメージですね。ウニの良さを」

(前田アナ)
「いや、これたまりませんね」

お寿司といえば日本酒。こちらも日本各地の地酒を取り揃えています。
せっかくなので、一杯いただきました。
贅沢ですね~。
これから親子でどんなお店にしていくんでしょう。
店主の想いを聞きました。

家族での会食の場を提供したい

(鮨 黒郷 店主 黒郷修さん)
「家族での会食の場を提供したいというのがあって、孫を連れてくる、おじいちゃん、おばあちゃんとかカワイイじゃないですか。その子が大きくなって、ここに来て、『あ、おじいちゃん、おばあちゃんに連れてきてもらった店にきた』それが、続くようなお店にしたんです」

(鮨 黒郷  黒郷翔さん)
「僕も小さい頃に連れて行ってもらったお店は今でも覚えてますし、まあそういう店にしたいです」

「鮨 黒郷」
広島市中区幟町
〇昼 おまかせ握り 5,500円