優秀なデジタル人材の県内就職へ 長期インターンシップ参加の大学生が報告 広島大学と地元企業が取り組み

2/13(木) 19:15

県内企業で即戦力として活躍できるデジタル人材を育成する長期インターンシップに参加した大学生たちが、成果を報告しました。

この取り組みは、広島大学が中国電力や広島銀行などと行ったもので、4カ月間のインターンシップには、プログラミングやデータ分析などを専攻している情報科学部の生徒7人が参加しました。

このインターンシップは、学生たちが実際に企業で活用されているデジタルを使った業務を体験することで、授業では得ることができない実践的な学びを得ることが目的です。

【参加した学生】
「具体的には、社内報告時に検証結果の優位性を示すべきだという指摘をいただき、検証結果に統計的な手法を適用する必要性を感じました」

学生たちは今回見つかった課題をうけ、大学での学び直しを行い、再度長期インターンシップに参加する予定です。

【広島大学 情報科学部長・土肥 正教授】
「大学院レベルの学生に近いような発表で非常に満足しています。優秀な学生が地元で活躍するための重要な取り組みになると期待しています」

広島大学は来年度以降、インターンシップへの参加人数や企業を増やしていきたいとしています。