差別に苦しみながら…97歳の被爆者の半生綴った本出版「被爆者・阿部静子は語る」日本被団協設立に尽力
2/13(木) 19:08
日本被団協の結成当時を知る97歳の被爆者 阿部静子さんの半生を綴った本が出版されました。
【被爆者 阿部静子さん(97)】
「どうぞみなさん、この本に書かれていることの裏側をお考えくださいまして読んでいただければありがたい」
「被爆者・阿部静子は語る」は97歳の被爆者 阿部静子さんの歩みを「ヒロシマ通信」研究会のメンバーが聞き取ってまとめたものです。
阿部さんは18歳のとき爆心地からおよそ1.5キロで被爆。
大やけどを負った阿部さんは、差別に苦しみながらも国に被爆者援護を求める声をあげ、日本被団協の設立に尽力しました。
本は、去年10月に書きあがっていましたが、日本被団協のノーベル平和賞受賞を受けて追記し、昨年末に完成しました。
【被爆者 阿部静子さん(97)】
「私ども被爆者も高齢になりました。これからの若い方たちに被爆者の気持ちを受け取っていただいて、活動していただきたい」
この本は、300部限定で全国の図書館などに寄贈され、今後、「ヒロシマ通信」研究会のホームページでも読めるようにするということです。
【被爆者 阿部静子さん(97)】
「どうぞみなさん、この本に書かれていることの裏側をお考えくださいまして読んでいただければありがたい」
「被爆者・阿部静子は語る」は97歳の被爆者 阿部静子さんの歩みを「ヒロシマ通信」研究会のメンバーが聞き取ってまとめたものです。
阿部さんは18歳のとき爆心地からおよそ1.5キロで被爆。
大やけどを負った阿部さんは、差別に苦しみながらも国に被爆者援護を求める声をあげ、日本被団協の設立に尽力しました。
本は、去年10月に書きあがっていましたが、日本被団協のノーベル平和賞受賞を受けて追記し、昨年末に完成しました。
【被爆者 阿部静子さん(97)】
「私ども被爆者も高齢になりました。これからの若い方たちに被爆者の気持ちを受け取っていただいて、活動していただきたい」
この本は、300部限定で全国の図書館などに寄贈され、今後、「ヒロシマ通信」研究会のホームページでも読めるようにするということです。