広島市議会2月定例会開会 過去最大の当初予算案を審議 インフラ耐震化、中央図書館移転費用など

2/14(金) 11:53

広島市議会の2月定例会が14日、開会し、広島市は一般会計でおよそ7229億円の当初予算案など80の議案を提出しました。

【広島市 松井一実市長】
「広島市総合計画に掲げた『世界に輝く平和のまち』『国際的に開かれた活力あるまち』『文化が息づき豊かな人間性を育むまち』という3つの柱に沿ったまちづくりを進めます」

広島市の来年度当初予算案は一般会計で3年連続増加のおよそ7228億5100万円と過去最大の予算規模となっています。

主な事業にはインフラ施設の耐震化に130億円あまり、中央図書館の移転整備におよそ68億円が計上されています。

このほか「ヒロシマの心」を次世代に継承しようと昨年度から取り組んでいる被爆80年事業として、原爆資料館に子供向け展示を新たに作る費用などにおよそ9億8000万円が盛り込まれています。

広島市議会2月定例会の会期は、来月27日までとなっています。