裁判員経験者たちが意見交換会…今後の制度運用にいかすため 広島地方裁判所

2/15(土) 17:35

裁判員裁判で裁判員を務めた人たち、制度について話し合う意見交換会が広島市で開かれました。

意見交換会には放火など重大事件で裁判員を務めた市民ら7人や、裁判官や検察官、それに弁護士が参加しました。
意見交換会は広島地裁が今後の裁判員制度にいかすため毎年、開いているもので今回から若者の関心を高めようと大学生も参加して話を聞きました。
会では参加者が初めて裁判に参加する際「何を注意して聞けばいいか分からないため、事前に準備をして話を聞きたかった」と振り返りました。
また裁判官は「裁判員の意見は納得するものばかりで様々な意見を受けて物の見方が変わってくる」と裁判員の必要性を話しました。
広島地裁によりますと、広島県内では去年10月末までに約340件の裁判員裁判が開かれ、約2800人が裁判員に選ばれたということです。