92歳で初証言 被爆者・大橋和子さん 母校で被爆証言「戦争は人間が人間でなくなる」
2/19(水) 17:31
被爆者の平均年齢が85歳を超える中、92歳の被爆者、大橋和子さんが母校の広島翔洋高校で初めて被爆証言を行いました。
【12歳の時に被爆 大橋和子さん】
「顔と体がどこからが体か分からないほど、とても無残な姿でした」
広島翔洋高校の生徒およそ400人を前に被爆体験を語ったのは被爆者大橋和子さんです。
大橋さんは広島翔洋高校の前身、広島女子商業学校の1年生の時に爆心地から1.5キロの平塚町で建物疎開作業中に被爆。
大やけどを負いましたが、被爆した際に自身の前に立っていた同級生の影になったことで一命をとりとめたといいます。
大橋さんは90歳になるまで被爆証言を行ってきませんでしたが、持病を患ってから、若い世代に経験を伝えたいと思うようになり今回、初めて母校で講演を行いました。
【大橋和子さん】
「戦争は人間が人間ではなくなるんです。洗脳された人間の形をしたものになってしまうんです」
【証言を聞いた生徒は】
「その時の苦しさを詳しく知って、心が痛くなる話だと思った」
「歳をとっても様々な人に伝えていきたいと思った」
【12歳の時に被爆 大橋和子さん】
「顔と体がどこからが体か分からないほど、とても無残な姿でした」
広島翔洋高校の生徒およそ400人を前に被爆体験を語ったのは被爆者大橋和子さんです。
大橋さんは広島翔洋高校の前身、広島女子商業学校の1年生の時に爆心地から1.5キロの平塚町で建物疎開作業中に被爆。
大やけどを負いましたが、被爆した際に自身の前に立っていた同級生の影になったことで一命をとりとめたといいます。
大橋さんは90歳になるまで被爆証言を行ってきませんでしたが、持病を患ってから、若い世代に経験を伝えたいと思うようになり今回、初めて母校で講演を行いました。
【大橋和子さん】
「戦争は人間が人間ではなくなるんです。洗脳された人間の形をしたものになってしまうんです」
【証言を聞いた生徒は】
「その時の苦しさを詳しく知って、心が痛くなる話だと思った」
「歳をとっても様々な人に伝えていきたいと思った」