「一票の格差」訴訟 広島高裁は合憲と判断 去年10月の衆院選
2/21(金) 19:08
去年10月の衆議院選挙が「一票の格差」が是正されないまま行われたのは、憲法違反だとして選挙無効を訴えた裁判で広島高裁は、合憲と判断し、訴えを退けました。
選挙の無効を訴えているのは、県内の弁護士など9人です。
去年10月の衆院選は、「1票の格差」を是正するために小選挙区の区割り変更が適用された初めての選挙でしたが、原告側は「選挙当日の差は2倍を超えていて、人口分布に比例せず選挙権の平等に反している」と主張。
広島と山口の9選挙区について選挙の無効を訴えていました。
21日の裁判で広島高裁の河田泰常裁判長は
「選挙当時に投票価値の平等に反する状態だったとは言えない」として、憲法違反ではなく合憲であると判断。原告の訴えを退けました。
原告は近く上告する意向を示しています。
選挙の無効を訴えているのは、県内の弁護士など9人です。
去年10月の衆院選は、「1票の格差」を是正するために小選挙区の区割り変更が適用された初めての選挙でしたが、原告側は「選挙当日の差は2倍を超えていて、人口分布に比例せず選挙権の平等に反している」と主張。
広島と山口の9選挙区について選挙の無効を訴えていました。
21日の裁判で広島高裁の河田泰常裁判長は
「選挙当時に投票価値の平等に反する状態だったとは言えない」として、憲法違反ではなく合憲であると判断。原告の訴えを退けました。
原告は近く上告する意向を示しています。