福山市主婦殺害事件 懲役15年の判決を受けた男(70)が控訴

2/25(火) 12:02

24年前の福山市の主婦殺害事件で殺人などの罪に問われ、懲役15年の判決を受けた男が、判決を不服として控訴しました。

この裁判は福山市西新涯町の無職・竹森幸三被告(70)が2001年2月福山市明王台の住宅に侵入し、当時35歳だった主婦を果物ナイフで突き刺すなどして殺害した殺人と住居侵入の罪に問われているものです。

物的証拠が乏しい中、裁判では現場に残された血痕と竹森被告のDNA型が一致するかどうかが争点となり、竹森被告は無罪を主張。

広島地裁は、「現場に残された血痕は被告人のもので、被告人が犯人であると認められる」として求刑通りの懲役15年の判決を言い渡しました。

竹森被告の弁護人は裁判後、被告人に不利益を与えるような認定だとしていました。
地裁によりますと、今月21日付で竹森被告側が控訴したということです。