カープ常廣羽也斗投手 2年目の飛躍を誓う 開幕ローテーション入りへ決意
2/26(水) 20:30
バッターが嫌な球や間合いを気にしている
カープの特集です。
去年9月にプロ初勝利を挙げた常廣羽也斗投手。
2年目の飛躍へ、思いを聞きました。
背番号17、常廣羽也斗。
昨シーズンはプロ初勝利をマークし、さらなる飛躍を誓う2025年シーズン。
1軍キャンプを走り続ける常廣投手の現在地とは。
【常廣羽也斗投手】
「きょう沖縄で初めてブルペンに入ったんですけど、いい感覚で投げられているので順調かなと思います。去年は(沖縄キャンプに)来てはいたんですけど、ずっとトレーニングと、あとはコンディショニング的な部分でずっとトレーナーにつきっぱなしでやってもらっていたので、それが去年は1番苦しかった。こうしたいという理想はあるんですけど、その理想に対して立ち向かいもできないというか。その分今年は野球を今のところできているので充実しています」
思うような時間が過ごせなかった去年とは一転、充実のキャンプを過ごしている今シーズン。
その中で、現在常廣投手が取り組んでいることとは。
【常廣羽也斗投手】
「まずは相手バッターと対戦する上で相手バッターが嫌な球、フォームの間合いとか含めて、相手バッターが自分の球をどう見えるかというのをまず気にしながらやっています」
去年9月にプロ初勝利を挙げた常廣羽也斗投手。
2年目の飛躍へ、思いを聞きました。
背番号17、常廣羽也斗。
昨シーズンはプロ初勝利をマークし、さらなる飛躍を誓う2025年シーズン。
1軍キャンプを走り続ける常廣投手の現在地とは。
【常廣羽也斗投手】
「きょう沖縄で初めてブルペンに入ったんですけど、いい感覚で投げられているので順調かなと思います。去年は(沖縄キャンプに)来てはいたんですけど、ずっとトレーニングと、あとはコンディショニング的な部分でずっとトレーナーにつきっぱなしでやってもらっていたので、それが去年は1番苦しかった。こうしたいという理想はあるんですけど、その理想に対して立ち向かいもできないというか。その分今年は野球を今のところできているので充実しています」
思うような時間が過ごせなかった去年とは一転、充実のキャンプを過ごしている今シーズン。
その中で、現在常廣投手が取り組んでいることとは。
【常廣羽也斗投手】
「まずは相手バッターと対戦する上で相手バッターが嫌な球、フォームの間合いとか含めて、相手バッターが自分の球をどう見えるかというのをまず気にしながらやっています」
課題は「7割の力」を出し続けること
セ・リーグ屈指の巧打者、横浜DeNAベイスターズの宮崎が「合わせるのが難しい」と評する常廣のボール。
しかし、常廣は自らのピッチングについて、冷静に分析しています。
【常廣羽也斗投手】
Q:周りの選手が球がすごいという話を聞くが、自己評価は?
「それがずっと続けばいいと思うんですけど、自分の場合はなかなか今のところいいボールというのが続かない。10割のボールはそれでいいと思うんですけど、その他の3割とか4割しか(力が)出ていないボールを7割8割毎回出せるようにするということが課題なのかなと思います」
「投球に対する力配分と修正力」。
これこそが、このキャンプで常廣が掲げる大きなテーマの一つです。
【常廣羽也斗投手】
「これに関してはこれまでずっとでもありますし、これからもずっとというか、自分はなかなかこの『7割の力を出し続ける』という課題はクリアするのが難しい。そういう課題なので、去年1年間というよりは、そもそも自分のピッチャーとしての能力というか、それ自体が技術的にない。7割にもっていかないといけないなと思います」
常廣投手が重視する「7割の力を出し続ける」とは、一体どういうことなのか。
具体的に聞いてみると。
【常廣羽也斗投手】
「『3割余裕があって7割』というのはいいと思うんですけど、自分が言うのは『5割の時に修正力で7割まで戻す』というか」
つまり、コンディションが整わないなど「今日は50%の力しか出ない」と判断した時、いかに70%まで速やかに修正できるのか。
これこそが常廣投手が口にする「7割の力」です。
【常廣羽也斗投手】
「5割の時に5割のピッチングをしてしまったら打たれてしまう。日によっては調子が5割とかの日はなかなかイメージしようと思っても打ち取れるイメージができなかったりとか、ストライクがとれるイメージができなかったりとか。そういう時に早く修正してイメージができるようにするかとかそういうところは大切で、そこが今の1番の強みだと思います」
しかし、常廣は自らのピッチングについて、冷静に分析しています。
【常廣羽也斗投手】
Q:周りの選手が球がすごいという話を聞くが、自己評価は?
「それがずっと続けばいいと思うんですけど、自分の場合はなかなか今のところいいボールというのが続かない。10割のボールはそれでいいと思うんですけど、その他の3割とか4割しか(力が)出ていないボールを7割8割毎回出せるようにするということが課題なのかなと思います」
「投球に対する力配分と修正力」。
これこそが、このキャンプで常廣が掲げる大きなテーマの一つです。
【常廣羽也斗投手】
「これに関してはこれまでずっとでもありますし、これからもずっとというか、自分はなかなかこの『7割の力を出し続ける』という課題はクリアするのが難しい。そういう課題なので、去年1年間というよりは、そもそも自分のピッチャーとしての能力というか、それ自体が技術的にない。7割にもっていかないといけないなと思います」
常廣投手が重視する「7割の力を出し続ける」とは、一体どういうことなのか。
具体的に聞いてみると。
【常廣羽也斗投手】
「『3割余裕があって7割』というのはいいと思うんですけど、自分が言うのは『5割の時に修正力で7割まで戻す』というか」
つまり、コンディションが整わないなど「今日は50%の力しか出ない」と判断した時、いかに70%まで速やかに修正できるのか。
これこそが常廣投手が口にする「7割の力」です。
【常廣羽也斗投手】
「5割の時に5割のピッチングをしてしまったら打たれてしまう。日によっては調子が5割とかの日はなかなかイメージしようと思っても打ち取れるイメージができなかったりとか、ストライクがとれるイメージができなかったりとか。そういう時に早く修正してイメージができるようにするかとかそういうところは大切で、そこが今の1番の強みだと思います」
1年間ケガなく戦えるように頑張る
去年まで先発ローテーションを担った九里が移籍し、その枠が一つ空いた今年のカープ。
それでも…
【常廣羽也斗投手】
「とろうと思う気持ちはもちろん当然あると思うんですけど、とろうと思ってとれるものでもないので、まず自分のやるべきこととか自分の課題とかそういうことに目を向けないといけない。そこに対しての心の影響は、ほぼないです」
【常廣投手】
「まずはケガなくより早い調整ペースで投げて、1試合1試合自分が納得できるように。結果が良くても悪くても、自分が納得して次また練習できるような準備をする。それで開幕を迎える。それでまた1年間ケガなく戦えるように頑張りたいなと思います」
それでも…
【常廣羽也斗投手】
「とろうと思う気持ちはもちろん当然あると思うんですけど、とろうと思ってとれるものでもないので、まず自分のやるべきこととか自分の課題とかそういうことに目を向けないといけない。そこに対しての心の影響は、ほぼないです」
【常廣投手】
「まずはケガなくより早い調整ペースで投げて、1試合1試合自分が納得できるように。結果が良くても悪くても、自分が納得して次また練習できるような準備をする。それで開幕を迎える。それでまた1年間ケガなく戦えるように頑張りたいなと思います」