佐伯区遺体バラバラ事件 母親に「俺がやった」と説明 証人尋問で母親が証言 広島地裁
2/26(水) 19:04
知人の男性を殺害して遺体を損壊し遺棄した罪に問われ、初公判で殺人と損壊について否認した男は、当初、「俺がやった」と家族に説明していたことが裁判の中で明らかになりました。
起訴状などによりますと広島市佐伯区の無職渡部大地被告(32)は、2021年10月、佐伯区にある祖母の家で、知人の植木秀俊さん(当時70)の顔をコンクリートブロックで殴るなどして殺害。遺体を切断して佐伯区や周辺の海に遺棄した罪に問われています。
初公判で渡部被告は死体遺棄については罪を認めましたが、殺人と死体損壊については無罪を主張しています。
26日の証人尋問では渡部被告の母親は、当初、渡辺被告が「2人組の男に脅され犯行に及んだ」と言っていたことを疑問に思い、渡部被告を問いただしたところ「じゃあ俺がやった」と述べたと証言しました。
また、犯行の動機については「植木さんが家族を侮辱したことが許せなかった」と渡部被告から説明を受けたと証言しました。
このほか裁判では「1人でやった」とする渡部被告の「発言」を疑問に思った姉が「料理もできない弟が包丁で解体できるとは思えない。真実を話してほしい」などと記した手紙を送っていたことも明らかとなりました。
27日は被告人質問などが行われます。
起訴状などによりますと広島市佐伯区の無職渡部大地被告(32)は、2021年10月、佐伯区にある祖母の家で、知人の植木秀俊さん(当時70)の顔をコンクリートブロックで殴るなどして殺害。遺体を切断して佐伯区や周辺の海に遺棄した罪に問われています。
初公判で渡部被告は死体遺棄については罪を認めましたが、殺人と死体損壊については無罪を主張しています。
26日の証人尋問では渡部被告の母親は、当初、渡辺被告が「2人組の男に脅され犯行に及んだ」と言っていたことを疑問に思い、渡部被告を問いただしたところ「じゃあ俺がやった」と述べたと証言しました。
また、犯行の動機については「植木さんが家族を侮辱したことが許せなかった」と渡部被告から説明を受けたと証言しました。
このほか裁判では「1人でやった」とする渡部被告の「発言」を疑問に思った姉が「料理もできない弟が包丁で解体できるとは思えない。真実を話してほしい」などと記した手紙を送っていたことも明らかとなりました。
27日は被告人質問などが行われます。