江戸・明治時代の町家でひな祭り 約1000体のひな人形飾られる 東広島市・白市地区

2/27(木) 11:57

3月3日の桃の節句を前に東広島市では江戸や明治時代に建てられた町家でひな祭りが開かれています。

江戸時代、交通の要所として栄えた東広島市の白市(しらいち)地区で開かれている「白市町家ひなまつり」は、地域に残る町家をまちづくりに生かそうと地元保存会が今年初めて企画しました。

会場である3つの町家に飾られているのは県の内外から寄せられたおよそ1000体のひな人形です。

このうち江戸時代に建てられた国の重要文化財、「旧木原家住宅」では保存会が市民から譲り受けて修復した「御殿飾り(ごてんかざり)」と呼ばれる江戸時代のひな人形も見ることができます。

このほか会場では30の7段飾りや地元の園児が手作りしたひな人形も飾られ、訪れた人は写真を撮るなどして楽しんでいました。

【ひな祭りに訪れた男の子】
Q:見てどうでしたか?
「数えて…何個あるか。(ひな人形が)いっぱいあったから楽しかったです」

「白市町家ひな祭り」は来月3日まで開かれています。

※期間中には会場となっている町家でコンサートや美術展などのイベントも多数開催。