サムライ体験、着物、筆づくり…外国人客向けの観光商品の商談会 広島県観光連盟が初開催

2/27(木) 18:36

インバウンド観光客取り込みのため、県内の企業や団体が生み出した渾身の観光商材を、旅行会社などに売り込みです。

【出張着付けの会社】
「海外の方に着物を選んでもらって着付けをさせていただいて、今年の年明けくらいからなのでまだできてほやほやのプランではあるんですけれど」

熊野筆の手作り体験や漆塗りの体験。
29の企業や団体が用意したのは、インバウンド観光客をおもなターゲットにした観光商材です。
広島市で行われたのは、その観光商材を旅行会社などに売り込む商談会。
広島県観光連盟が初めて企画しました。

【県観光連盟・伊藤美佐プロデューサー】
「コロナが明けて旅行会社、ホテル業のみなさまからいい商品はないかというお話をいただいておりまして、双方を意見交換とかマッチングさせたいという思いで実施しました」

各ブースで商談が熱を帯びる中、お客の入りが少しさびしいブースが

【大朝交通・大塩ヨナさん】
「北広島町で「サムライコンテンツ」というのをやっていまして…」

北広島町のバス会社「大朝交通」は、甲冑を着て剣術を学ぶサムライ体験ツアーを去年秋から始め、その売り込みに来ましたがあまり目立てず…

【大朝交通・大塩ヨナさん】
「お客さんが着られる甲冑とか着てきたら準備万端だったと思うんですけどちょっと…後悔しています」

チラシ配りを始めると、さっそく興味を示す人が。
インバウンド向けのツアーで観光ガイドを派遣する会社の担当者です。

【インバウンド向けツアーで観光ガイドを派遣】
「『SHOGUN(ドラマ)』ってあるじゃないですか。あれでだいぶインバウンドで注目を浴びている。つかみはOKだと思います」

県観光連盟は、今後もこのような機会を設けて県の観光を盛り上げたいとしています。