今月下旬にかけて厳しい冷え込みが続いた呉市・野呂山山頂の氷池にその名の通り、水面に氷が浮かぶ光景が見られました。

標高８３９メートルの野呂山山頂にある氷池は１９０３年に作られた人工の池で、かつては、寒さを生かして天然の氷を生産していました。

ビジターセンターの担当者によりますと、今年は、２月上旬以降、気温が氷点下となる日が続いたため、しばらく、池の全面に氷が張ったということです。
しかし、ここ数日は、その冷え込みも緩み、撮影したきのうは、氷の一部だけが残っていました。
再び気温が氷点下に転じれば池の水が凍結する可能性はあるとのことですが、「水ぬるむ」春はすぐそこまで来ているようです。

という氷池ですが、２７日に見られたこの氷も２８日は、すっかりとけていたということです。