核禁条約 締約国会議で演説する被爆者がNYへ

3/2(日) 13:11

3日から国連本部で開幕する核兵器禁止条約の第3回締約国会議で演説する日本被団協のメンバーらがニューヨークに向け、出発しました。
2日、羽田空港からニューヨークに向け飛び立ったのは去年のノーベル平和賞を受賞した日本被団協・事務局次長の濱住治郎さんと和田征子さんです。
母親の胎内で被爆した濱住さんは3日に開幕する核兵器禁止条約の第3回締約国会議で演説する予定です。
今回の会議は7日までの5日間の日程で行われ、加盟国の政府やNGOの代表たちが参加し、「核兵器のない世界」に向けた、具体的な行動などを議論する予定です。
禁止条約には現在、73の国と地域が批准していますが、核保有国は参加しておらず、日本もオブザーバー参加を見送っています。