歩行者の死亡事故が多発 2月の広島県内の死者10人 県警が注意を呼びかけ

3/3(月) 11:13

先月、県内で歩行者が死亡する交通事故が相次いだことをうけ、警察が交差点や横断歩道で注意を呼びかけました。

3日広島市役所前では、警察官が交差点の角や横断歩道で歩きや自転車で通勤・通学をする人などに向けて注意を呼びかけました。

県警によりますと、今年、県内で発生した交通死亡事故は10件。
特に先月26日には、尾道市で信号機のない横断歩道をわたっていた女性が車にはねられ死亡し、27日には広島市安佐北区でも歩行者が重体になるなど、歩行者が絡んだ事故が相次いでいます。

【広島県警交通企画課・宮庄律和管理官】
「歩行者の方にはしっかり左右をよくみて道路を横断していただきたい。また車を運転する方は横断歩道があればわたる人がいるかもしれないので、しっかり確認して歩行者がいれば止まっていただく。その前提としてしっかり前をよく見ていただくということをお願いします」

啓発指導は今月12日まで行われます。