国への意見書「核禁会議オブザーバー参加に向け、前向きな議論求める」文言で合意 広島県議会主要3会派

3/5(水) 19:14

核兵器禁止条約の締約国会議へのオブザーバー参加を巡って広島県議会の主要会派で意見が分かれていた意見書案は「オブザーバー参加に向けて前向きに議論する」という文言で合意されました。

県議会では、5日、議会運営委員会が開かれ、核兵器禁止条約の締約国会議について「オブザーバー参加に向けて前向きに議論する」ことを国に求める意見書案が主要3会派の合意で提出されました。

オブザーバー参加を巡っては、公明党議員団と共産党議員団は政府にオブザーバー参加と条約の署名・批准を求める意見書案を、また、民主県政会はオブザーバー参加を求める意見書案を提出。

一方、最大会派の自民議連は「オブザーバー参加に向けてさらに深まる議論をする」という文言にとどめる意見書案を先月、提出していました。

3会派が合意した意見書案は今月17日の本会議に提案され採決されます。