広島マリーナホップ跡地 新たに高級ホテルや温浴施設の建設計画 今年10月着工の見込み

3/5(水) 19:01

去年12月に営業を終えた広島マリーナホップの跡地に、新たに高級ホテルや温浴施設の建設が計画されていることがわかりました。

【広島県観光課・石濱 真課長】
「モビリティに特化しすぎるとターゲットが絞られるのではないかといったことや、より地元のファミリー層などが利用しやすい工夫が必要ではないか。そうした意見をふまえてにぎわいの創出を通じた県経済の活性化によりつながる変更がなされた」

5日の県議会で広島マリーナホップの跡地の活用策として、県は、自動車用品販売を手掛ける「トムス」が建設を予定している多目的サーキットなどを備える「ひろしまモビリティワールド」内の施設を拡充し、富裕層や外国人観光客向けの高級ホテルを整備すると明らかにしました。

また、乗り物への関心が低い層をターゲットとした温浴施設の整備も計画されています。

建設工事の着工はこれまで通り今年10月の予定で、県はトムス側の資金調達や開業準備がスケジュール通りに進んでいるとみて、契約を結ぶ方向で調整し、4月上旬までに最終決定するとしています。