2歳の長男に暴行を加え死亡させた疑いで逮捕の父親 事件への関与をほのめかす供述

3/6(木) 11:01

2歳の長男に暴行を加え死亡させた疑いで父親が逮捕された事件で、父親は、子どもが転んだなどと説明していましたが、事件への関与をほのめかす供述をしていることがわかりました。

傷害致死の疑いで6日朝、送検された広島市東区の飲食店従業員・田中遥容疑者(23)は、去年10月自宅で長男の伊桜吏ちゃんの腹部を圧迫するなどの暴行を加え、死亡させた疑いが持たれています。

警察は捜査に支障があるとして、田中容疑者の認否を明らかにしていません。

田中容疑者は当時「子供が走っていて転んで頭を打った」などと説明していましたが、その後の調べで、事件への関与をほのめかす供述をしていることがわかりました。

また、長男の体には数カ所のあざが確認されていて、警察は事件との関連や父親が日常的に虐待を行っていた可能性もあるとみて捜査しています。