新広島駅ビル「ミナモア」に書店 ギャラリースペースで「毎日イベント」 広島の文化を発信 

3/6(木) 17:37

JR広島駅ビルの商業施設「ミナモア」に、広島市に本社を置く書店がオープンすることになりました。
多彩なイベントを通して広島の文化を発信します。

【廣文館・丸岡弘二取締役COO】
「お客様にワクワクドキドキしていただいて知的好奇心を刺激するような店舗であり続けたい」

ミナモアにオープンするのは、県内を中心に書店を構える「廣文館」の新店舗、「BOOK GALLERY KOBUNKAN」です。

面積はおよそ40坪と商業施設に入る書店としてはコンパクトな作りですが、そのうちの4分の1程の広さを使い、店舗中央にギャラリースペースを設置。
「毎日イベント」をコンセプトに、トークショーや本にまつわる展示などが開催される計画です。

取り扱う書籍の数はおよそ3万冊で、「プレゼント用」や「自分磨き」など、テーマを絞った品ぞろえも特徴の1つです。

また、ミナモアのオープンを記念し、広島市在住の小説家・稲田幸久さんが執筆した広島駅ビルに関わる人物の物語を描いた本も発売されます。

「BOOK GALLERY KOBUNKAN」は今月24日、ミナモアの西側3階にグランドオープンします。

《スタジオ》
街の書店が減っている中で駅の中に書店ができるのは期待できますね。

【コメンテーター:JICA中国・新川美佐絵さん】
「広島に来た時、広島関連本がとても楽しかった。ガイドブックだけでなくお好み焼きやカープの歴史や言葉など。広島の玄関口にできる本屋さんだけに特徴を期待したい」