「結婚資金ためる」SNSでウソの投資話 60代女性が4500万円だまし取られる詐欺被害 広島

3/12(水) 11:44

尾道市の女性がSNSで知り合った人物に結婚資金をためる名目で暗号資産の投資を勧められ、4500万円をだまし取られる詐欺被害にあいました。

警察によりますと、尾道市に住む60代の女性は去年12月、インスタグラムで知り合ったシンガポール在住を名乗る人物から結婚を前提に資金を貯める名目で暗号資産の投資を勧められました。

女性は指示されるまま、実在する暗号資産取引所のアカウントを作成。暗号資産を購入して偽の運用サイトに送金する形で今年2月下旬までに4500万円分の暗号資産をだまし取られました。

女性は、このサイトから手数料などの請求が続いたため知人に相談して詐欺と気付きました。
また、相手とのやりとりはメッセージのみで、実際に会ったことはなかったということです。

警察は「会ったことのない人からお金の話が出たら詐欺を疑ってほしい」と注意を呼び掛けています。