パトカー追跡中の2人乗りバイクが事故 インドネシア国籍の男性(22)が死亡

3/23(日) 12:00

22日夜、広島市でパトカーが追跡していた2人乗りのバイクが
トンネルの外壁にぶつかり、バイクに乗っていた22歳の男性が死亡しました。

警察によりますと、22日午後10時40分ごろ、
広島市中区江波南の「江波トンネル」で、
パトカーの追跡から逃走していた2人乗りのオートバイが、
トンネル入口の外壁にぶつかりました。

この事故で、バイクに乗っていた、インドネシア国籍の
トゥッパク・ハモナンガン・ナミ・パダンさん(22)が、搬送先の病院で死亡し、
一緒に乗っていた30歳の日本人男性が、骨折する重傷を負いました。

警察は、コンビニエンスストアの駐車場から
ヘルメットを被らずに市道へ出ていく2人乗りのバイクを発見。

赤色灯をつけてサイレンを鳴らして、逃走するバイクを約140m追跡していたところ、
バイクが単独事故を起こしたということです。

警察は「追跡行為は現時点で適切であったと考えています」とコメントしています。