新広島駅ビル開業 5年の軌跡 数々の苦難を乗り越えて…「広島の玄関口」新たな歴史が始まる
3/24(月) 18:52
きょう3月24日は広島にとって歴史的な1日となりました。新たな陸の玄関口誕生までの5年の軌跡を振り返ります。
【加藤キャスター】<2019年12月>
「ひっそりと静まり返った午前2時半の広島駅です。これから駅ビルの建て替えに向けた工事が行われます」
新しい広島の玄関口をつくるため工事が動き出したのは2019年12月…。
その3か月後当時の広島駅ビル「ASSE」が半世紀以上の歴史に幕を下ろすと…。
建て替えに向けた工事が一気にスタートします。
<2021年3月>
【工事関係者】
「今回の工事は駅を生かしながらの工事になる。駅ビルにある南北間の通路を順次切り替えながら、そのそばで新築の工事をしていく難しい工事になる」
<2022年2月>
【工事関係者】
「いまから地下道を通って、線路の下をくぐってビルの現場に向かいます。ちょっと足元気を付けて歩いてください。いま立っているところに約100mクラスの高層棟が造られる」
Q:いまホテルの基礎工事?
「目の前でまさにやっている。鉄筋のカゴのようなものがたくさん見えると思うがあれがビルの基礎」
Q:まさにここに(路面電車が入って)来る
「ここの中心にドーンと路面電車が入り込んでくる。いま立っているところが停車場のあたり…」
<サッカーコート2面分の広さ>
<地元の小学生が見学>
【工事関係者】
「右側の上層階に映画館ができます」
【小学生たち】
「ええ~!」
「がんばってくださーい」
<2023年9月>
【若木記者】
「駅前大橋から広電の路面電車がちょうど、あちらの2階部分に乗り入れます。その広島駅の象徴ともいえる2階部分を、3階の雁木をイメージしたテラスから一望できるという設計になっています」
【鈴木記者】<7階屋上>
「特別にこのエリアに入っていいという許可をいただいたので入ります。ちょうどここから見える正面、どれもテナントが入るということなんです」
【工事関係者】
「このレベルで7階ができて、あそこに8階ができる。(ホテル外観の)細い青いライン、あそこにもこだわりがあり瀬戸内の青。職人一人ひとりの手で作っていく集合体ですので、気持ちを一つにして進めていく」
【鈴木記者】<ホテルの客室になる部分>
「特別に入らせてもらいました。20階という高さで、ここから見ても、きょうは天気がいいので景色がいい。これはクレーンですね…かなり大きい」
そのおよそ2か月後には…。
<2023年11月>
【加藤キャスター】
「おお~…すごいな。工事用のエレベーター初めて乗りましたけど…」
Q:ここは窓も大きくて光も入ってくるが地上何階?
【工事関係者】
「ここは20階。床になるコンクリートを流し込んでいる」
<2階>
【工事関係者】
「こちらから向こう側が広島電鉄の乗り場になります。ちょうどこの足場が立っている間、電車が乗り入れてくる部分。いま壁がある部分が最終的には取り払われて自由通路と繋がる」
路面電車が駅に乗り入れる高架と駅ビルの建物の間には、地震の影響などでぶつからないように隙間が設けられていました。
<上棟式>
【野川キャスター】<2024年4月>
「だいぶ覆いが外れていますね。かなり複雑なモチーフが組み合わさったオシャレなデザインが見えてきています。さらにその上に目をやるとホテルの外壁のところ、作業用のゴンドラがおりてきて、ホテルの看板のアルファベットの取り付けが行われています。何文字か足りない分があります。そこを今からつけていくんだと思います」
【野川キャスター】
「(階段のぼり)このあたりはショッピングエリアになりますが、この辺が通路になるということです。この先向こう側、広島JPビルディングまで上下移動せずに歩いていくことができます」
<一般利用開始はバスエリアから>
【工事を見た通行人】
「これからより使いやすく便利になっていく感じがする」
「驚きと次何が変わるんだろうというワクワク」
<2024年6月>
【鈴木記者】
「限られたスペースで作業員が連携して、いま橋げたが繋がりました」
<2024年8月>
【見学した小学生】
「家族連れによく利用されてバリアフリーな施設になってほしい」
期待を背負い、数え切れないほどの議論を重ねながら、完成に近づく新たな駅ビル…。
【工事関係者】
「旧駅舎や駅ビル、高さがあまり高くなかった時代が長かった。そういう駅前の佇まいをしっかり継承していく。なおかつ時代に合わせて機能性を高めるということで高層棟ホテル」
コンセプトは「品格とシンボル性」「平和」「川と海」の3つ。
ビルの外壁には折り紙で折れる形のモチーフが…。
そして、今月遂にJR西日本・広島電鉄・広島市が一体となって進めてきたまさに“シンボル”となるアトリウム空間も完成しました。
5年の月日を経て生まれ変わった“広島の玄関口”ここから新たな歴史を刻みます。
【加藤キャスター】<2019年12月>
「ひっそりと静まり返った午前2時半の広島駅です。これから駅ビルの建て替えに向けた工事が行われます」
新しい広島の玄関口をつくるため工事が動き出したのは2019年12月…。
その3か月後当時の広島駅ビル「ASSE」が半世紀以上の歴史に幕を下ろすと…。
建て替えに向けた工事が一気にスタートします。
<2021年3月>
【工事関係者】
「今回の工事は駅を生かしながらの工事になる。駅ビルにある南北間の通路を順次切り替えながら、そのそばで新築の工事をしていく難しい工事になる」
<2022年2月>
【工事関係者】
「いまから地下道を通って、線路の下をくぐってビルの現場に向かいます。ちょっと足元気を付けて歩いてください。いま立っているところに約100mクラスの高層棟が造られる」
Q:いまホテルの基礎工事?
「目の前でまさにやっている。鉄筋のカゴのようなものがたくさん見えると思うがあれがビルの基礎」
Q:まさにここに(路面電車が入って)来る
「ここの中心にドーンと路面電車が入り込んでくる。いま立っているところが停車場のあたり…」
<サッカーコート2面分の広さ>
<地元の小学生が見学>
【工事関係者】
「右側の上層階に映画館ができます」
【小学生たち】
「ええ~!」
「がんばってくださーい」
<2023年9月>
【若木記者】
「駅前大橋から広電の路面電車がちょうど、あちらの2階部分に乗り入れます。その広島駅の象徴ともいえる2階部分を、3階の雁木をイメージしたテラスから一望できるという設計になっています」
【鈴木記者】<7階屋上>
「特別にこのエリアに入っていいという許可をいただいたので入ります。ちょうどここから見える正面、どれもテナントが入るということなんです」
【工事関係者】
「このレベルで7階ができて、あそこに8階ができる。(ホテル外観の)細い青いライン、あそこにもこだわりがあり瀬戸内の青。職人一人ひとりの手で作っていく集合体ですので、気持ちを一つにして進めていく」
【鈴木記者】<ホテルの客室になる部分>
「特別に入らせてもらいました。20階という高さで、ここから見ても、きょうは天気がいいので景色がいい。これはクレーンですね…かなり大きい」
そのおよそ2か月後には…。
<2023年11月>
【加藤キャスター】
「おお~…すごいな。工事用のエレベーター初めて乗りましたけど…」
Q:ここは窓も大きくて光も入ってくるが地上何階?
【工事関係者】
「ここは20階。床になるコンクリートを流し込んでいる」
<2階>
【工事関係者】
「こちらから向こう側が広島電鉄の乗り場になります。ちょうどこの足場が立っている間、電車が乗り入れてくる部分。いま壁がある部分が最終的には取り払われて自由通路と繋がる」
路面電車が駅に乗り入れる高架と駅ビルの建物の間には、地震の影響などでぶつからないように隙間が設けられていました。
<上棟式>
【野川キャスター】<2024年4月>
「だいぶ覆いが外れていますね。かなり複雑なモチーフが組み合わさったオシャレなデザインが見えてきています。さらにその上に目をやるとホテルの外壁のところ、作業用のゴンドラがおりてきて、ホテルの看板のアルファベットの取り付けが行われています。何文字か足りない分があります。そこを今からつけていくんだと思います」
【野川キャスター】
「(階段のぼり)このあたりはショッピングエリアになりますが、この辺が通路になるということです。この先向こう側、広島JPビルディングまで上下移動せずに歩いていくことができます」
<一般利用開始はバスエリアから>
【工事を見た通行人】
「これからより使いやすく便利になっていく感じがする」
「驚きと次何が変わるんだろうというワクワク」
<2024年6月>
【鈴木記者】
「限られたスペースで作業員が連携して、いま橋げたが繋がりました」
<2024年8月>
【見学した小学生】
「家族連れによく利用されてバリアフリーな施設になってほしい」
期待を背負い、数え切れないほどの議論を重ねながら、完成に近づく新たな駅ビル…。
【工事関係者】
「旧駅舎や駅ビル、高さがあまり高くなかった時代が長かった。そういう駅前の佇まいをしっかり継承していく。なおかつ時代に合わせて機能性を高めるということで高層棟ホテル」
コンセプトは「品格とシンボル性」「平和」「川と海」の3つ。
ビルの外壁には折り紙で折れる形のモチーフが…。
そして、今月遂にJR西日本・広島電鉄・広島市が一体となって進めてきたまさに“シンボル”となるアトリウム空間も完成しました。
5年の月日を経て生まれ変わった“広島の玄関口”ここから新たな歴史を刻みます。