西条ならではの畜産 酒米で育った和牛が最優秀賞 西条農業高校の取り組み
3/26(水) 16:30
広島県内の夢や目標に向かって頑張る子供たちを応援する夢キラリ。
今年1月に行われた第8回和牛甲子園の総合評価部門で、初の最優秀賞に輝いた西条農業高校畜産科肉牛班。今回はプレゼンを担当した 内城心粋さん(高校3年生)にインタビューしました。
―今大会はどうでしたか?―
枝肉評価部門(出品牛の肉質を評価)は優秀賞で、取組評価部門(日頃の取り組み内容を評価)は優良賞でした。赤ぬかペレットの給与試験と戻し堆肥の活用、広島血統の再構築をテーマにやっています。出品牛の「晃福(あきふく)」は重量も良かったので、他の学校の人からもたくさん褒めていただきました。 初の最優秀賞受賞で誇らしい気持ちと達成感がありました。
―今後の日本の畜産に欠かせない取り組みは何ですか?―
地域との連携です。 西条が「お酒の街」で有名なので酒米の外皮から削られる「赤ぬか」を使って、それをペレット状にして牛に給与しています。赤ぬかはオレイン酸(脂肪酸)が多く含まれているので、オレイン酸を牛がたくさん食べるとMUFA値(脂肪の質)が上がる効果があります。 サシの入り具合が最高評価で、褒めていただきました。
地域資源や循環型農業は今の畜産や農業で注目されている点なので、地元の食材や廃棄されるものを使って肥育するのは、今後も必要かなと思います。
―常に心にとどめている夢キラめく言葉は何ですか?―
「これも1つの結果じゃ!」で舛宗先生からいただいた言葉です。私たちが研究しているビタミンの結果が出るたびに、悪い結果でも良い結果でも「これも1つの結果じゃ!」と認めてもらえるので、失敗を恐れずいろんなことに挑戦できるようになりました。命の大切さを3年間を通して学んだかなと思います。
―将来の夢は何ですか?―
大学で農業の教員免許を取って、西条農業高校に帰ってきて、畜産を教える教員になりたいです。
今年1月に行われた第8回和牛甲子園の総合評価部門で、初の最優秀賞に輝いた西条農業高校畜産科肉牛班。今回はプレゼンを担当した 内城心粋さん(高校3年生)にインタビューしました。
―今大会はどうでしたか?―
枝肉評価部門(出品牛の肉質を評価)は優秀賞で、取組評価部門(日頃の取り組み内容を評価)は優良賞でした。赤ぬかペレットの給与試験と戻し堆肥の活用、広島血統の再構築をテーマにやっています。出品牛の「晃福(あきふく)」は重量も良かったので、他の学校の人からもたくさん褒めていただきました。 初の最優秀賞受賞で誇らしい気持ちと達成感がありました。
―今後の日本の畜産に欠かせない取り組みは何ですか?―
地域との連携です。 西条が「お酒の街」で有名なので酒米の外皮から削られる「赤ぬか」を使って、それをペレット状にして牛に給与しています。赤ぬかはオレイン酸(脂肪酸)が多く含まれているので、オレイン酸を牛がたくさん食べるとMUFA値(脂肪の質)が上がる効果があります。 サシの入り具合が最高評価で、褒めていただきました。
地域資源や循環型農業は今の畜産や農業で注目されている点なので、地元の食材や廃棄されるものを使って肥育するのは、今後も必要かなと思います。
―常に心にとどめている夢キラめく言葉は何ですか?―
「これも1つの結果じゃ!」で舛宗先生からいただいた言葉です。私たちが研究しているビタミンの結果が出るたびに、悪い結果でも良い結果でも「これも1つの結果じゃ!」と認めてもらえるので、失敗を恐れずいろんなことに挑戦できるようになりました。命の大切さを3年間を通して学んだかなと思います。
―将来の夢は何ですか?―
大学で農業の教員免許を取って、西条農業高校に帰ってきて、畜産を教える教員になりたいです。