「広島の小豆作りを復活させたい」地元住民の熱意で新商品「レモンあずき」開発 シフォンケーキも
3/27(木) 20:30
少子高齢化が進む中、特産品を使って、地域を活性化しようと奮闘する人たちがいます。
立ち上がったのは、地元の住民たちでした。
先月、東京、銀座にある広島県のアンテナショップ、「TAU」で開催された県産商品の販売イベント。売られているのは、広島県産の小豆を使った商品です。
立ち上がったのは、地元の住民たちでした。
先月、東京、銀座にある広島県のアンテナショップ、「TAU」で開催された県産商品の販売イベント。売られているのは、広島県産の小豆を使った商品です。
【高陽町商工会・熊谷典行 課長補佐】
「小豆の持っていたイメージとは違ったという声を頂いて、お菓子としても、お酒のおつまみとしても食べられるのではないかという声を頂いた」
かつて、広島は、小豆の一大産地でした。
「小豆作りを復活させたい」安佐北区の白木地区でも6年前から栽培が始まりました。
生産が軌道に乗ると、次は、小豆を使った商品開発。
地元の人たちが、立ち上がります。
白木地区で、10年前から、県産レモンを使った商品を製造する村西さん。
熊谷さんから、猛烈なラブコールを受けたと言います。
【真ごころ食材 和・村西真理さん】
「せっかく(みんなが)頑張っているので、もっと(小豆の)農家が増えたらいいなと思っていて」
【高陽町商工会・熊谷典行 課長補佐】
「何度もお願いして、ぜひ作ってくださいと、無理をお願いしました」
村西さんは、地元商工会が主催した小豆の商品開発セミナーにも参加しました。
しかし、商品開発の道のりは、簡単ではありませんでした。
【真ごころ食材 和・村西真理さん】
「小豆とチーズを混ぜたらとか、マーマレード混ぜたらと色々あって、どれもピンとこなくて」
「小豆の持っていたイメージとは違ったという声を頂いて、お菓子としても、お酒のおつまみとしても食べられるのではないかという声を頂いた」
かつて、広島は、小豆の一大産地でした。
「小豆作りを復活させたい」安佐北区の白木地区でも6年前から栽培が始まりました。
生産が軌道に乗ると、次は、小豆を使った商品開発。
地元の人たちが、立ち上がります。
白木地区で、10年前から、県産レモンを使った商品を製造する村西さん。
熊谷さんから、猛烈なラブコールを受けたと言います。
【真ごころ食材 和・村西真理さん】
「せっかく(みんなが)頑張っているので、もっと(小豆の)農家が増えたらいいなと思っていて」
【高陽町商工会・熊谷典行 課長補佐】
「何度もお願いして、ぜひ作ってくださいと、無理をお願いしました」
村西さんは、地元商工会が主催した小豆の商品開発セミナーにも参加しました。
しかし、商品開発の道のりは、簡単ではありませんでした。
【真ごころ食材 和・村西真理さん】
「小豆とチーズを混ぜたらとか、マーマレード混ぜたらと色々あって、どれもピンとこなくて」
そんな村西さんを救ったのは、娘さんの一言でした」
【真ごころ食材 和・村西真理さん】
「本当に偶然というか、ローストした小豆にレモンピールを混ぜたらおいしいじゃないという娘の一言で、混ぜてみておいしかった」
こうして完成した商品が、「レモンあずき」です。
レモンの果汁を加えて、甘酸っぱく炊いた小豆をローストして、レモンピールを細かく切って併せました。
TAUの試食販売でも、「レモンあずき」は、完売しました。
【真ごころ食材 和・村西真理さん】
「(最初は)どうしようと思ったのが先だったのですが、出来てみたらおいしかったので良かった」
村西さんには、すでに次なる構想があると言います。
【真ごころ食材 和・村西真理さん】
「新商品は考えています。せっかくここまで出来たんだったら、小豆を使って何か違ったものを作ってみようと」
Q:似た感じのもの?
「いえ違うもの」
【高陽町商工会・熊谷典行 課長補佐】
(村西さんが次の商品考えています。)
「そうなんですか、私はまだ何も教えてもらってないです」
【真ごころ食材 和・村西真理さん】
「本当に偶然というか、ローストした小豆にレモンピールを混ぜたらおいしいじゃないという娘の一言で、混ぜてみておいしかった」
こうして完成した商品が、「レモンあずき」です。
レモンの果汁を加えて、甘酸っぱく炊いた小豆をローストして、レモンピールを細かく切って併せました。
TAUの試食販売でも、「レモンあずき」は、完売しました。
【真ごころ食材 和・村西真理さん】
「(最初は)どうしようと思ったのが先だったのですが、出来てみたらおいしかったので良かった」
村西さんには、すでに次なる構想があると言います。
【真ごころ食材 和・村西真理さん】
「新商品は考えています。せっかくここまで出来たんだったら、小豆を使って何か違ったものを作ってみようと」
Q:似た感じのもの?
「いえ違うもの」
【高陽町商工会・熊谷典行 課長補佐】
(村西さんが次の商品考えています。)
「そうなんですか、私はまだ何も教えてもらってないです」
地域を盛り上げる取り組みには、地元の高校生たちも参加しました。
地元の特産品作りを進める中で、初めて、地元で育った小豆の存在を知ったと言います。
【高陽高校2年・天野みのり さん】
「最初はオクラを紹介したくてオクラのパンを作ろうと思ったのですが、白木に小豆があるから小豆を使ったらと言われて小豆にしました」
Q:地元の小豆を知らなかった?
【高陽高校2年・井上心菜さん】
「知らなかった」
ここから始まった商品開発ですが・・。
【高陽高校2年・三宅仁香さん】
「家で簡単に作れるフレンチトーストだったり、食パンにあんこを乗せて小倉トーストにしたり」
料理の難易度ごとに商品のレシピを考え、商工会の小豆セミナーで発表しました。
地元の特産品作りを進める中で、初めて、地元で育った小豆の存在を知ったと言います。
【高陽高校2年・天野みのり さん】
「最初はオクラを紹介したくてオクラのパンを作ろうと思ったのですが、白木に小豆があるから小豆を使ったらと言われて小豆にしました」
Q:地元の小豆を知らなかった?
【高陽高校2年・井上心菜さん】
「知らなかった」
ここから始まった商品開発ですが・・。
【高陽高校2年・三宅仁香さん】
「家で簡単に作れるフレンチトーストだったり、食パンにあんこを乗せて小倉トーストにしたり」
料理の難易度ごとに商品のレシピを考え、商工会の小豆セミナーで発表しました。
難易度が最も高いのが小豆と抹茶のシフォンケーキ。
【高陽高校2年・三宅仁香さん】
「小豆が重さに負けて下に沈んで空洞ができやすいので、小豆の硬さと水分の量を調整するのが、難しかった」
小豆を炊いた後、フライパンで炒って、水分を飛ばすことで、この問題を解決しました。
今後、地元の菓子店での販売も企画中です。
【高陽高校2年・三宅仁香さん】
「売って、もっと高陽の地元の地域に人が訪れて活性化できたらいいと思っています」
広がり始めた白木の小豆プロジェクト。6年前から携わってきた熊谷さんは、取り組みの広がりに、手ごたえを感じています。
【高陽町商工会・熊谷典行 課長補佐】
「これを1つの白木の特産にしていければと思っていますし、何かこれがきっかけに新たな商品が増えて、多くの人が関わっていってもらいたいと思っています」
【高陽高校2年・三宅仁香さん】
「小豆が重さに負けて下に沈んで空洞ができやすいので、小豆の硬さと水分の量を調整するのが、難しかった」
小豆を炊いた後、フライパンで炒って、水分を飛ばすことで、この問題を解決しました。
今後、地元の菓子店での販売も企画中です。
【高陽高校2年・三宅仁香さん】
「売って、もっと高陽の地元の地域に人が訪れて活性化できたらいいと思っています」
広がり始めた白木の小豆プロジェクト。6年前から携わってきた熊谷さんは、取り組みの広がりに、手ごたえを感じています。
【高陽町商工会・熊谷典行 課長補佐】
「これを1つの白木の特産にしていければと思っていますし、何かこれがきっかけに新たな商品が増えて、多くの人が関わっていってもらいたいと思っています」
<スタジオ>
ご紹介した「レモンあずき」食べてもらっていいですか。
<実食>
【コメンテーター:元カープ・安部友裕さん】
「まずレモンがきます。そして、小豆のカリっていう食感はあまり感じたことないんですけど、僕はあんまり飲めないんですけども、ワインが飲みたくなる感じの味です。おいしいです」
【コメンテーター:JICA中国・新川美佐絵さん】
「カリっが本当にお酒に合いそうですし、小豆の柔らかい甘さをレモンピールがぐっと締めてくれて、すごい。喧嘩しないですね。意外な組み合わせなのに・・・」
ご紹介した「レモンあずき」食べてもらっていいですか。
<実食>
【コメンテーター:元カープ・安部友裕さん】
「まずレモンがきます。そして、小豆のカリっていう食感はあまり感じたことないんですけど、僕はあんまり飲めないんですけども、ワインが飲みたくなる感じの味です。おいしいです」
【コメンテーター:JICA中国・新川美佐絵さん】
「カリっが本当にお酒に合いそうですし、小豆の柔らかい甘さをレモンピールがぐっと締めてくれて、すごい。喧嘩しないですね。意外な組み合わせなのに・・・」