東広島市のPFAS検出問題 市民の健康調査結果を市長に報告 「モニタリングの手を緩めてはいけない」
3/28(金) 18:24
東広島市の瀬野川周辺の井戸水から国の暫定指針値を超える有機フッ素化合物が検出された問題で、市が設置した健康への影響を調べる委員会が取りまとめた調査結果が市長に報告されました。
東広島市が去年5月に設置した健康影響評価検討委員会は、国の指針値を超える有機フッ素化合物=PFASが検出された地域の住民への影響を調べるため、健康診断の結果などを分析してきました。
今回の報告書では、臨時健康診断を受けた八本松地域の住民の善玉コレステロール値が他の地域の住民と比較して明らかに低いことがわかりましたが、サンプル数が少ないことなどからPFASによる影響と断定することはできませんでした。
また、住民を対象とした血中濃度測定の実施については、医学的評価が困難なため自治体ではなく国レベルで実施すべきとの見解を示しました。
【健康影響評価検討委員会・久保達彦委員長】
「全般としては安心情報として捉えられる内容だったと思うが、来年度以降の健診でどうなっていくのか、モニタリングの手を緩めてはいけないと感じた」
東広島市が去年5月に設置した健康影響評価検討委員会は、国の指針値を超える有機フッ素化合物=PFASが検出された地域の住民への影響を調べるため、健康診断の結果などを分析してきました。
今回の報告書では、臨時健康診断を受けた八本松地域の住民の善玉コレステロール値が他の地域の住民と比較して明らかに低いことがわかりましたが、サンプル数が少ないことなどからPFASによる影響と断定することはできませんでした。
また、住民を対象とした血中濃度測定の実施については、医学的評価が困難なため自治体ではなく国レベルで実施すべきとの見解を示しました。
【健康影響評価検討委員会・久保達彦委員長】
「全般としては安心情報として捉えられる内容だったと思うが、来年度以降の健診でどうなっていくのか、モニタリングの手を緩めてはいけないと感じた」