建設現場でアスベスト健康被害 元作業員や遺族など15人 建材メーカー6社に損害賠償求める 広島
3/28(金) 18:57
建設現場でアスベストを吸って健康被害を受けたとして、広島や山口などの元作業員やその遺族が建材メーカー6社に損害賠償を求める訴えを起こしました。
訴えを起こしたのは、建設現場でアスベストを吸って肺がんや中皮腫を患った元作業員やその遺族15人です。
訴状によりますと、メーカー6社が建材にアスベストが含まれていると警告表示する義務を怠ったなどとして、合わせておよそ2億3000万円の損害賠償を求めています。
【原告・山本壽雄さん(81)】
「建材の中に体に悪いアスベストが含まれていることは知らされていなかった。メーカーは危険だと知りながら私たちに使用させたことを謝ってほしい」
アスベストの被害をめぐっては国が救済制度を創設していますが、建材メーカーは賠償判決が確定した人にのみ補償を行っているため、全国各地で訴訟が続いています。
訴えを起こしたのは、建設現場でアスベストを吸って肺がんや中皮腫を患った元作業員やその遺族15人です。
訴状によりますと、メーカー6社が建材にアスベストが含まれていると警告表示する義務を怠ったなどとして、合わせておよそ2億3000万円の損害賠償を求めています。
【原告・山本壽雄さん(81)】
「建材の中に体に悪いアスベストが含まれていることは知らされていなかった。メーカーは危険だと知りながら私たちに使用させたことを謝ってほしい」
アスベストの被害をめぐっては国が救済制度を創設していますが、建材メーカーは賠償判決が確定した人にのみ補償を行っているため、全国各地で訴訟が続いています。