特詐詐欺で現金400万円を回収 31歳の男を不起訴処分 「送致事実を認定する十分な証拠ない」広島地検
3/28(金) 18:38
去年、広島市中区に住む80代の女性が息子をかたる特殊詐欺で現金400万円をだましとられた事件で、現金を回収して隠匿した疑いで逮捕された熊本市の男性(31)について、広島地検は今月27日付けで不起訴処分としました。
熊本市の男性(31)は別の人物らと共謀し去年11月、広島市中区の女性(82)の息子になりすまし、「女性と不倫をしたため夫から示談金を支払うように言われたのでお金が必要」などと電話。
共犯者が女性から受け取った現金計400万円をJR広島駅のコインロッカーなどに隠し入れた後、男性はその現金を回収して隠匿したとして詐欺と組織犯罪処罰法違反の疑いで逮捕されていました。
広島地検はこの男性について今月27日付けで不起訴処分としました。
理由として「送致事実を認定するに足りる十分な証拠がない」としています。
逮捕当時、男性は警察の調べに対し、ロッカーから回収したことは認めていますが、「現金とは知らなかった」と供述していました。
熊本市の男性(31)は別の人物らと共謀し去年11月、広島市中区の女性(82)の息子になりすまし、「女性と不倫をしたため夫から示談金を支払うように言われたのでお金が必要」などと電話。
共犯者が女性から受け取った現金計400万円をJR広島駅のコインロッカーなどに隠し入れた後、男性はその現金を回収して隠匿したとして詐欺と組織犯罪処罰法違反の疑いで逮捕されていました。
広島地検はこの男性について今月27日付けで不起訴処分としました。
理由として「送致事実を認定するに足りる十分な証拠がない」としています。
逮捕当時、男性は警察の調べに対し、ロッカーから回収したことは認めていますが、「現金とは知らなかった」と供述していました。