カクワカ広島 核禁会議を報告 「日本政府参加する意義ある」

3/29(土) 12:00

「日本政府がこの会議に参加する意義は大きい」と指摘

今月アメリカのニューヨークで開かれた
核兵器禁止条約の締約国会議に参加した核問題を考える若者たちが報告会を行い、
日本政府が参加することの意義を訴えました。

核兵器のない世界の実現を願う若者の市民グループ
「カクワカ広島」のメンバーたちは、現地での会議の様子などを報告しました。

会議では、核被害者を支援するため国際信託基金の設立を求める声が、
多くの国からあがっていたとして、
「日本政府がこの会議に参加する意義は大きい」と指摘しました。

また、国連本部の中で
核兵器の恐ろしさを訴えるアート作品を展示したことを振り返りました。

【カクワカ広島 瀬戸麻由さん】
「何が起きたのか少し深く知ろうとすることは、きっかけがないとなかなか難しい
 そういう意味でも(アート展示は)すごくよかったかなと思いました」

「カクワカ広島」は、今後もSNSなどを通じて
若い世代に核をめぐる問題を伝えていきたいとしています。