県営住宅12階の1室が全焼 焼け跡から2人の遺体 部屋の下の敷地に倒れていた女性も死亡を確認

4/1(火) 09:15

1日未明、広島県熊野町の県営住宅で1室が全焼する火事がありました。
この火事で3人が死亡し、警察は遺体の身元の確認を急ぐとともに、出火原因を調べています。

警察と消防によりますと、1日午前2時10分すぎ、熊野町貴船で付近の住民から「建物の上階から炎と煙が見える」と消防に通報がありました。
消防車13台、救急車3台が出動し火は約4時間後に消し止められましたが、火元となった県営住宅の12階の1室が全焼しました。
焼け跡からは2人の遺体が見つかったほか、部屋の下の敷地で女性が倒れているのが見つかり、意識不明の状態で病院に搬送されましたがその後、死亡が確認されました。

この家には70代の母親と40代の娘と息子が3人で暮らしていましたが、現在も連絡がとれておらず警察と消防は遺体の身元の確認を急ぐとともに、出火の原因についても調べています。