【広島あの日のきょう】ヒロシマナタリー閉園(1996年)広島で遊園地といえばナタリーの時代

4/1(火) 18:04

テレビ新広島、放送50年の歴史の中から、ニュースを振り返る「あの日の今日にずきゅん」です。
いまでは知っている人も少なくなってきたかもしれません。29年前の3月31日、広島県民に親しまれたあの遊園地が最後の日を迎えました。

子どもから大人まで楽しめるレジャー施設として、多くの人から愛されてきた、広島ナタリーが、1996年3月31日、その22年の歴史に幕を下ろしました。

ナタリーは、1974年4月に県内初めての、大型レジャー施設としてオープンし、低料金と多彩なイベントで入園者を楽しませてきました。

広島県民にとって、当時、遊園地といえばナタリー。
巨大なプールに海の上を走るジェットコースター、宮島をのぞむ観覧車など、いつも家族連れやカップルで賑わいました。

【最終日に訪れた人は】
「ジェットコースターのファンだったんですよ。海の上をワーッと」
「すごいさみしい。広島のメインなのに。すごいさみしいですね」

開園当初、あのキャンディーズがナタリーのCMに出ていたことも、広島県民にとって、今は懐かしい思い出となっています。