「一番大事なのは世界に伝わる強いパッション」 核禁条約の締約国会議に参加した高校生が帰国報告 広島

4/3(木) 18:30

核兵器禁止条約の第3回締約国会議に合わせて先月、ニューヨークを訪れた広島の高校生が帰国報告を行い、広島の若者の責任を自覚し活動を続ける決意を示しました。

帰国報告をしたのは、第27代高校生平和大使で、AICJ高校3年の沖本晃朔さんです。
沖本さんは先月2日から6日間、ニューヨークで会議の傍聴やNGOなどが開催するサイドイベントに参加し、核兵器の非人道性を訴えたり世界の若者と核兵器について意見を交わしたことなどを報告しました。

【AICJ高校3年・沖本晃朔さん】
「一番大事なのは言語の壁を越えて世界に伝わる強いパッション、非核への思いが第一になってくる。どう自分の言葉で世界へ核の廃絶を伝えていけるかが重要になってくると思います。」

沖本さんは、ニューヨークでの経験から、国際情勢などをさらに深く学ぶ必要性を痛感したとして、引き続き広島の若者としての責任を自覚し活動を続けていく決意を示しました。