女性が男性アイドルを名乗る人物から約225万円をだまし取られるロマンス詐欺が発生 広島・東広島市

4/4(金) 14:55

東広島市に住む50代の女性が「男性アイドルを名乗る人物」との「直接会おう」など嘘のやりとりを信じ込み、要求に従って約225万円をだまし取られるいわゆる「ロマンス」詐欺被害にあいました。

警察によりますと去年8月ごろ、東広島市の女性(50代・パート)のSNSのアカウントに、男性アイドル名乗る人物から「ここで会えてよかったよ、私の愛する大ファン」とメッセージが届きました。

女性は本物のアイドルから連絡が来たと思い、メッセージの交換を始めたということです。

やりとりの中で、女性は「直接会おう。会うためにはVIPカードの費用が必要」などと言われたため、約23万円分の電子マネーカードを購入してそのIDを相手に送信。

そのあとも、音楽アルバムの更新などを名目に次々と金銭を要求され、今年1月ごろまでに11回にわたり合計で約225万円分の電子マネーカードを購入し相手に送ったということです。

女性は、手持ちの金が少なくなったことから家族に相談し、詐欺に気づいたということです。

県内では恋愛感情などを利用して金銭をだまし取る「ロマンス詐欺」被害があとを絶たず、警察は「会ったことのない人から金の話が出たら詐欺を疑ってほしい」と注意を呼び掛けています。