福山市内の公園で自衛隊の採用を担当する陸上自衛官（４４）が１０代の女性の両肩を掴んでキスをしようとした疑いで再逮捕されました。

不同意わいせつ未遂の疑いで再逮捕された自衛隊広島地方協力本部福山地域事務所の２等陸曹・大場雄亮容疑者は、去年３月、福山市霞町の公園で女性（１０代）に対し両肩をつかむ暴行を加え顔を近づけ、キスをしようとした疑いがもたれています。

被害女性と一緒にいた知人女性（１０代）が大場容疑者を制止し、未遂に終わったということです。

警察の調べに対し、大場容疑者は、「思い出せない」と供述しています。

大場容疑者と知人女性は自衛隊の採用活動を通じて面識があり、事件当時は被害女性を含め、３人で会っていました。

警察は、大場容疑者が採用活動の中で同様の犯行を繰り返していた可能性があるとみて、余罪などを詳しく調べています。

大場雄亮容疑者は、このほかにも、面識のある別の１０代の女性の腕をつかみ、下半身を触るなどした疑いで先月２１日にも、逮捕されていますが、この取り調べの際、「全部は覚えていません。腰付近を抱えた記憶はあります」と供述し、容疑を否認しています。