【広島あの日のきょう】若者の憧れ「広島パルコ」オープン(1994年)広島もようやく都会に!

4/9(水) 19:01

テレビ新広島、放送50年の歴史の中から、あの日のニュースを振り返る「あの日のきょうにずきゅん」。
31年前の1994年4月9日、広島のファッションをリードする「広島パルコ」が、誕生しました。

広島市の中心部に出店する新規の大型店は、「広島そごう」の出店以来20年ぶり。午前10時のオープンの前に周辺には長い行列ができました。
売り場面積は、地下1階から地上10階まで、1万3565平方メートル。広島に初めて出店する48のテナントを含む、117の専門店が集まりました。

若い世代をターゲットに、衣料や音楽用品などを販売するほか、各種、文化イベントを展開。地域への浸透を図りました。
さらにこの後、パルコに続き紙屋町に基町クレド、そごう新館が開店し、広島市中心部の都市機能は、一気に高まりました。

【訪れた人は】
「とても人が多くて、素敵な店が多くそろっていると思います」
Q:パルコのイメージは?
「若者という感じ」
「いろんな人が楽しめそうかな。万人向けかなと思いました」

(メモ)
1994年ごろの広島は、広島アジア大会開催を契機に西風新都の開発、アストラムライン開通など街が大きく変貌した時期でした。
「パルコ」は広島の若者のあこがれの店で、95年の「東急ハンズ広島店」オープンとあわせて、当時は、「広島もようやく都会になった」という声がよく聞かれました。