広島県内の2月の有効求人倍率1.44倍 2カ月連続の上昇 「持ち直しの動きに弱さ見られる」

4/9(水) 12:04

広島労働局のまとめによりますと、今年2月の県内の有効求人倍率は「1.44倍」で2か月連続の上昇となりました。

仕事を求めている1人に対しいくつ仕事先があるかを示す有効求人倍率について、広島労働局がまとめたところ、今年2月は「1.44倍」となり、前の月と比べ0.04ポイント上昇し、2か月連続の上昇となりました。

新規の求人の数を産業別にみますと、11業種のうち宿泊・飲食サービス、卸・小売りなど6つの業種で去年の同じ時期より減少した一方、情報通信や医療・福祉など5つの業種で増加となりました。

広島労働局は、「県内の雇用情勢は求人が求職を上回って推移しているものの、持ち直しの動きに弱さがみられる」として、「物価上昇が雇用に与える影響に注意する必要がある」としています。