JR観光列車『はなあかり』2025春限定 尾道~大阪間で運行 3両編成で定員54人のプレミアム感
4/9(水) 20:30
鉄道の魅力を熱くお伝えする野川キャスターの「てつたま」です。
野川さんお願いします。
【野川キャスター】
今月から尾道と大阪を結ぶ新たな観光列車の運行が始まったのをご存じでしょうか?高級感あふれる特別な車両、取材してきましたので、ご覧ください。
それでは…
今月5日。
桜が満開を迎えた尾道にその車両が到着しました。
我々、てつたま班は運行開始を前にテレビ独占取材をすることに成功したのです。
【JR西日本広島営業部 石本聖子さん・野川キャスター】
「石本さん、私たちの前に居るあちらがスペシャルな列車ですね」
「はい、そうです。こちらがこの4月から6月までの期間限定にはなるんですけれども、この尾道まで。大阪から尾道まで運行する『はなあかり』という列車になります」
『はなあかり』は大阪と鳥取間で運行する特急『はまかぜ』の車両、キハ189系を改造し、去年10月、観光列車としてデビュー。
季節ごとに運行ルートを変え、この春は大阪と尾道の間をおよそ5時間半かけてゆったりと運行することになりました。
【JR西日本広島営業部 石本聖子さん・野川キャスター】
「またこの時期にというのはどういった狙いがあったんですか?」
「4月から大阪で万博も始まるということで、万博に来られた方がもう一足伸ばして旅を楽しんで頂きたいと。+ワントリップを楽しんで頂きたいという思いを込めて、この尾道まで」
「私たち広島の人間+ワントリップで大阪まで乗って行ってもいいわけですよね」
「もちろんです、そうです。是非乗っていただきたいですね」
「これはちょっと特別な体験になりそうですよね」
「そうですね」
『はなあかり』は3両編成で定員わずか54人。
車内すべてがグリーン席というラグジュアリーな車両になっています。
野川さんお願いします。
【野川キャスター】
今月から尾道と大阪を結ぶ新たな観光列車の運行が始まったのをご存じでしょうか?高級感あふれる特別な車両、取材してきましたので、ご覧ください。
それでは…
今月5日。
桜が満開を迎えた尾道にその車両が到着しました。
我々、てつたま班は運行開始を前にテレビ独占取材をすることに成功したのです。
【JR西日本広島営業部 石本聖子さん・野川キャスター】
「石本さん、私たちの前に居るあちらがスペシャルな列車ですね」
「はい、そうです。こちらがこの4月から6月までの期間限定にはなるんですけれども、この尾道まで。大阪から尾道まで運行する『はなあかり』という列車になります」
『はなあかり』は大阪と鳥取間で運行する特急『はまかぜ』の車両、キハ189系を改造し、去年10月、観光列車としてデビュー。
季節ごとに運行ルートを変え、この春は大阪と尾道の間をおよそ5時間半かけてゆったりと運行することになりました。
【JR西日本広島営業部 石本聖子さん・野川キャスター】
「またこの時期にというのはどういった狙いがあったんですか?」
「4月から大阪で万博も始まるということで、万博に来られた方がもう一足伸ばして旅を楽しんで頂きたいと。+ワントリップを楽しんで頂きたいという思いを込めて、この尾道まで」
「私たち広島の人間+ワントリップで大阪まで乗って行ってもいいわけですよね」
「もちろんです、そうです。是非乗っていただきたいですね」
「これはちょっと特別な体験になりそうですよね」
「そうですね」
『はなあかり』は3両編成で定員わずか54人。
車内すべてがグリーン席というラグジュアリーな車両になっています。
【JR西日本広島営業部 石本聖子さん・野川キャスター】
「色合い。高級感、特別感がありますね」
「檳榔子染(びんろうじぞめ)という日本古来の色で、特別な塗装をしております。特定の品種ではないんですけれども、花の模様とか草のような模様があると思うんですけれども、これがあの日本古来の草花をイメージして、そこから着想を得てデザインした模様になっております。日本の美しさというか、それを表現できているデザインになっているかなと思っております」
「あ!(行き先表示が)『はなあかり』、大阪ですよ。なかなか大阪行きの表示を見るのは尾道では…」
「レアな光景だと思います」
中でも1号車はJR西日本として初めてのグレードが導入されています。
「色合い。高級感、特別感がありますね」
「檳榔子染(びんろうじぞめ)という日本古来の色で、特別な塗装をしております。特定の品種ではないんですけれども、花の模様とか草のような模様があると思うんですけれども、これがあの日本古来の草花をイメージして、そこから着想を得てデザインした模様になっております。日本の美しさというか、それを表現できているデザインになっているかなと思っております」
「あ!(行き先表示が)『はなあかり』、大阪ですよ。なかなか大阪行きの表示を見るのは尾道では…」
「レアな光景だと思います」
中でも1号車はJR西日本として初めてのグレードが導入されています。
【JR西日本広島営業部 石本聖子さん・野川キャスター】
「こちらがスーペリアグリーン車という車両になっておりまして、先ほどの2号車、3号車のグリーン車よりも1ランク高いグレードの特別な車両になっております」
「グリーン車のマークの上に改めてスーペリアグリーンのマークが付いている」
「今回、『はなあかり』で初めて、このスーペリアグリーン車というグレードを採用いたしました」
スーペリアグリーン車の1号車も気になりますが、まずは3号車のグリーン席から見てみましょう。
【野川キャスター】
「乗り込みましょう。さて、では3号車ですね、まずね。グリーン車でございますけれども…あ、すごい。全然違いますよ。なんか自宅のね、いいお宅のリビングみたいな感じがしますね。失礼します…あ、結構こう、ふかふかというよりは、ちょっとね、体をこうしっかり、キュッとそれぞれのポイントで支えてくれるような座席ですね。これが本当に腰当がですね、程よい硬さですね。柔らかいんですが、中に一本芯がこう通ってるような…我が家にも欲しいなあ」
そして、ボックス席の向こうには、もちろん1人掛けの座席も用意されていました。
【JR西日本鉄道マーケティング部観光列車戦略 斉藤健志 課長・野川キャスター】
「これ座席の向きが今こうなっていますが、回転はするんですか?」
「足元のレバーを引いていただきますと、360度回転するようになっておりますので」「これを?」
「引っ張っていただいて」
「引っ張ります。はい、引きますね」
「そうすると回転致します。はい、360度回転いたしますので、車窓を楽しんで頂いてもいいですし、お弁当を迎いの方と向き合って食べて頂いてもよろしいかと思います」
「いいですね。本当に360度ですね」
「通常はですね、真ん中を向いた形で設置をされております。それはですね、今回で言うと5時間半の長い時間の運行ということになりますので乗り合って、お越しになったお客様同士が一期一会で語っていただければと、そういう思いで、こういった真ん中を向いた、座席の配置ということをさせていただいております」
「それぞれの人が持っている物語がここで交わり合うような、そういった空間になればっていうところなんですかね?」
「こちらがスーペリアグリーン車という車両になっておりまして、先ほどの2号車、3号車のグリーン車よりも1ランク高いグレードの特別な車両になっております」
「グリーン車のマークの上に改めてスーペリアグリーンのマークが付いている」
「今回、『はなあかり』で初めて、このスーペリアグリーン車というグレードを採用いたしました」
スーペリアグリーン車の1号車も気になりますが、まずは3号車のグリーン席から見てみましょう。
【野川キャスター】
「乗り込みましょう。さて、では3号車ですね、まずね。グリーン車でございますけれども…あ、すごい。全然違いますよ。なんか自宅のね、いいお宅のリビングみたいな感じがしますね。失礼します…あ、結構こう、ふかふかというよりは、ちょっとね、体をこうしっかり、キュッとそれぞれのポイントで支えてくれるような座席ですね。これが本当に腰当がですね、程よい硬さですね。柔らかいんですが、中に一本芯がこう通ってるような…我が家にも欲しいなあ」
そして、ボックス席の向こうには、もちろん1人掛けの座席も用意されていました。
【JR西日本鉄道マーケティング部観光列車戦略 斉藤健志 課長・野川キャスター】
「これ座席の向きが今こうなっていますが、回転はするんですか?」
「足元のレバーを引いていただきますと、360度回転するようになっておりますので」「これを?」
「引っ張っていただいて」
「引っ張ります。はい、引きますね」
「そうすると回転致します。はい、360度回転いたしますので、車窓を楽しんで頂いてもいいですし、お弁当を迎いの方と向き合って食べて頂いてもよろしいかと思います」
「いいですね。本当に360度ですね」
「通常はですね、真ん中を向いた形で設置をされております。それはですね、今回で言うと5時間半の長い時間の運行ということになりますので乗り合って、お越しになったお客様同士が一期一会で語っていただければと、そういう思いで、こういった真ん中を向いた、座席の配置ということをさせていただいております」
「それぞれの人が持っている物語がここで交わり合うような、そういった空間になればっていうところなんですかね?」
グリーン車の車内を見終わったところで、それでは皆さんお待ちかね、スーペリアグリーン車の1号車へと参りましょう。
【JR西日本鉄道マーケティング部観光列車戦略 斉藤健志 課長・野川キャスター】
「こちら、スーペリアグリーン」
「スーペリアグリーンですね。『はなあかり』から設置されたというグリーン車の上の最上級の…いやー、ちょっと息を飲みますね。半個室といいますか、コンパートメントといいますか、プライベート感がある。中がもうベッドなんじゃないかというようなですね」
スーペリアグリーン車の車内には2人掛けの半個室のような座席が10区画あり、籠のような空間を演出しています。
さらに沿線の工芸品やアート作品が置かれた専用の飾り棚までついているんです。
【JR西日本鉄道マーケティング部観光列車戦略 斉藤健志 課長・野川キャスター】
「こちら上段が倉敷の畳うちアート、下段につきましては、画家のですね、平山郁夫先生の出身地と言うことで、作品の複製品を展示させていただいております。こうした形で各部屋に、それぞれ倉敷、尾道とか福山の伝統工芸品であったり、アートであったりというものを展示していますので、座席が変わる度に新しい旅を楽しんで頂けるのではないかという風に考えています」
【野川キャスター】
「今、尾道駅を試運転列車が発車致しました」
午前11時20分。
『はなあかり』はダイヤ通り、大阪へと出発、日本遺産、尾道の街を駆けます。
次回は福山までの17分間。
スーペリアグリーン車でとっておきの体験をお伝えします。
<『はなあかり』料金>
〇大阪~尾道(おとな片道) グリーン車 1万1120円~
スーペリアグリーン車 1万3320円~
【JR西日本鉄道マーケティング部観光列車戦略 斉藤健志 課長・野川キャスター】
「こちら、スーペリアグリーン」
「スーペリアグリーンですね。『はなあかり』から設置されたというグリーン車の上の最上級の…いやー、ちょっと息を飲みますね。半個室といいますか、コンパートメントといいますか、プライベート感がある。中がもうベッドなんじゃないかというようなですね」
スーペリアグリーン車の車内には2人掛けの半個室のような座席が10区画あり、籠のような空間を演出しています。
さらに沿線の工芸品やアート作品が置かれた専用の飾り棚までついているんです。
【JR西日本鉄道マーケティング部観光列車戦略 斉藤健志 課長・野川キャスター】
「こちら上段が倉敷の畳うちアート、下段につきましては、画家のですね、平山郁夫先生の出身地と言うことで、作品の複製品を展示させていただいております。こうした形で各部屋に、それぞれ倉敷、尾道とか福山の伝統工芸品であったり、アートであったりというものを展示していますので、座席が変わる度に新しい旅を楽しんで頂けるのではないかという風に考えています」
【野川キャスター】
「今、尾道駅を試運転列車が発車致しました」
午前11時20分。
『はなあかり』はダイヤ通り、大阪へと出発、日本遺産、尾道の街を駆けます。
次回は福山までの17分間。
スーペリアグリーン車でとっておきの体験をお伝えします。
<『はなあかり』料金>
〇大阪~尾道(おとな片道) グリーン車 1万1120円~
スーペリアグリーン車 1万3320円~