「お花見の予定はあるけれど…まだ間に合うの?」広島県内の桜 おススメスポットは?

4/9(水) 18:30

テレビ新広島・青坂気象予報士が、旬な天気の話題をお伝えする「空ナビ」。
きょうの話題は「まだ間に合うのか?広島県内の桜」です。

県内ではちょうど1週間前に気象台の観測でサクラ満開が発表され、特に先週末を中心にお花見を楽しんだ人は多かったと思います。




今年は開花から満開発表までが早く、実際に沿岸の地域では地面を見ると散り始めている場所も見受けられたので、次の週末もお花見したいのに…どうかなあ、桜の花は持ちこたえてくれるのかな、と、少し心配している人もいるかもしれません。

そこで、今度はちょっと場所を変えて、お花見を計画してみてはいかがでしょうか。
例えばこちら…県北の中央部に位置する安芸高田市・土師ダム。

大きな遊具もあって子どもとのお出かけにもオススメの場所です。
おととい(7日)の時点でほぼ満開状態でした…

わずかですがまだ開いていない花もあって、おとといの時点では、風が吹いても、まだ散る気配はありませんでした。
この広い県内、サクラが見ごろとなるエリアが、内陸や山沿いにも広がっています。

というのも、植物としての個体差もありますので、すべてが該当するわけではありませんが、サクラの成長と気温は密接に関係すると言われています。

ここまでの南部と北部の気温に注目してみますと、それぞれの代表地点として広島市と点庄原市、4月に入って先週日曜日までの6日間、最高気温は南部・北部でほとんど差はありません。

平年で見ても、春のこうした傾向に変わってきます。

むしろ日差しが届けば北部の方が上回ることもよくあります。
ところが、最低気温はまだまだ大きな差がありますので、このあたりが成長の進み具合の違いにも表れていることが要因の1つとして考えられます。

お花見に出かけるなら11日の金曜日・12日土曜日あたりにチャンスがありそうです。