棚田アナと恋乃葉さん「ひろしま棚さんぽ」全線開通50年の山陽新幹線にずきゅん「生活に欠かせない存在」

4/11(金) 20:00

全線開通50年を祝うイベント

TSS50周年特別企画『歴史にずきゅん。ひろしま棚さんぽ』です。
広島出身のタレント塚本恋乃葉さんと、棚田アナが県内をめぐり、心にずきゅん。
と響く広島の魅力を再発見します。
今回は全線開業から50周年を迎えた山陽新幹線です。

新しい広島駅ビル開業前の先月10日。

「出発」

この日、山陽新幹線が全線開業してちょうど50年を迎え、広島駅では記念式典が開かれました。
50周年を祝うモニュメントが駅に設置され、それを一目見ようと棚田さんと恋乃葉さんのふたりが探していた、その時…

【塚本恋乃葉さん・棚田徹さん・野川アナ】
「え?なんか」
「なんだあいつは…怪しすぎるだろ!」
「あ、あ!えっ?おふたりどうしたんですか、きょうは?」
「いやいや、こっち、こっち。こっちのセリフです」

『てつたま』のコーナーでおなじみ!鉄道大好き、野川アナウンサーに出会いました。
山陽新幹線の歴史にずきゅん。を探すため、まずは新幹線のホームへ!
朝から本当にたくさんの人が山陽新幹線を利用しているんですよね。

【塚本恋乃葉さん・棚田徹さん・野川アナ】
「見てください。今あそこ」
「何ですか?」
「ヘッドライト光ってますけど」
「これは何ですか?」
「あれは700系の。かつてひかりレールスターで活躍した車両ですね。今、こだま号」
「なるほど」
「今、音楽鳴ってますけど、博多方面に向けてこれから出発すると」
「これ出発の音楽?」
「出発の音楽です、はい。今、向こう向こう。向こう、来ましたけどね、こうしてどんどんひっきりなしに発着をしてくるわけですけども」
「すごいよね」
「あれが今一番新しい車両ですね。700S」
「700系の中のSということですか?」
「N700系がね。わーっとありながら…」
「あー、大丈夫です」
「はははー」
「ちょっとね、ここで映像をご覧いただきたいと思います。(TSSのアーカイブで)一番古いUターンラッシュの映像です」
「おー、広島駅の?」
「Uターンラッシュ」

遠征の負担が減ったカープの初優勝にも貢献

その映像がこちら。
1977年1月、広島駅に新幹線が開通してから2年後の映像です。

【塚本恋乃葉さん・棚田徹さん・野川アナ・ディレクター】
「えらい混雑してますね。これ歩くのも大変じゃないですか?」
「大変ですね。ホーム人かき分けてですよね」
「あ!もみじ饅頭」
「この頃から変わらないんですね、お土産の定番は」
「あ、0系ですね」
「今度は到着だわ」
「そうですね、お!お!誰ですか?」
「誰だろう?」
「スーツ姿…あ!これ古葉さん。古葉さんですね」
「古葉監督!」
「あ、カープおめでとう。優勝おめでとう!」
「なんか垂れ幕みたいのがね…」
「優勝して東京から帰ってきたか」
「広島駅いろいろあるじゃないですか」

1975年に全線開業した山陽新幹線は、広島に本拠地を構えるカープの遠征に大きな影響をもたらしました。
ビジター球場への移動時間が大幅に短縮されたことで、選手の負担も減り、この年のリーグ初優勝を後押ししたことは疑いようもありません。

山陽新幹線が今まで運んだ人数は?

【塚本恋乃葉さん・棚田徹さん・野川アナ】
「ここでお2人に問題です」
「問題?はい」
「山陽新幹線ね、全線開業から50周年を迎えたわけですけれども、これまで延べどの位のお客さんを運んできたでしょう?」
「50年で?」
「はい」
「とんでもない数ですよね?絶対!」

ここからは。山陽新幹線にまつわるクイズタイム。
より多く正解した人が50周年の記念グッズがもらえます。

【塚本恋乃葉さん・棚田徹さん・野川アナ・ディレクター】
「年間大体100万人としてですよ…」
「それは何かの自信があるんですか?」
「ないよ!俺の中で大きい数って言ったら100万。50年だと5000万。
でも5000万っていうことは無いから、その倍で1億!」
「1億?棚田さんは1億。恋乃葉さんは?」
「じゃあ、1億×50にして、50億に」
「×50されたんですか!」
「50億?」
「納まりませんね」
「すごいじゃん」
「答えは…30億人でございます」
「惜しい」
「惜しくはないんですよね」
「どれだけたくさんの人が運んでもらっているか…」
「それをJRってほぼ1分とかずれるなんてないじゃん」
「ないです」
「完璧運行」
「スーッと着く時間見ますけど、時刻表と照らし合わせるんです、私なんかね」
「え?あなた手に時刻表持って、来るの待ってるの?」
「えー!」
「持ってますよ!持ってこうやって時計と照らし合わせるわけですよ」
「あ!JR(の懐中時計)じゃない?」
「そうなんです。これ、実際に乗務員さんが使われた時計なんですけど、これと時刻表を照らし合わせるです、これ。もうね寸分のずれもないです」
「無い!すばらしい」
「へー、私と大違いだ」
「野川さん、だいぶ『てつたま』に寄ってる。ずきゅん。の進行を」
「そうですね」

棚田アナの山陽新幹線の思い出は?

話が脱線したので、再び、棚さんぽに戻します。
次の問題は…

【塚本恋乃葉さん・棚田徹さん・野川アナ】
「おふたりの記憶の中にある山陽新幹線の車両。何があるでしょう?と」

新幹線にまつわる思い出の絵を上手に発表できた方が勝利なんですが…絵が完成するまで山陽新幹線を走る車両の移り変わりを振り返りましょう。

1975年、当時の主力列車は団子鼻の0系、最高速度は時速210キロでした。
そして、1985年にデビューした100系は新幹線初の2階建ての車両。
2階には食堂もありました。

そして1993年には初代のぞみ300系が山陽新幹線にも導入。
最高速度は一気に50キロあがり、時速270キロに。

さらに1997年にはJR西日本が独自に開発した500系が登場。
国内で初めて時速300キロで営業運転を始め、そのスマートな姿から現在でも子供たちから人気の車両です。
新幹線はその後も新しい車両が出るたびにより早く快適に。
開業当初およそ5時間だった広島~東京間を、いまは最速3時間43分で結びます。
さて新幹線のイラストがそろそろできそうですよ。

【塚本恋乃葉さん・棚田徹さん・野川アナ】
「いや、これはちょっとあるんです。思い出が」
「思い出が?あーそれは楽しみだな。ホリプロスカウトキャラバングランプリいただきました。塚原恋乃葉と申します」
「塚本です」
「はははは」
「ひどい」
「そこ、大切です」
「では棚田さん、お願いします」
「もうね、新幹線といえばこれですよ」
「0系!」
「正面の絵ですね。もう夢の超特急と言われてましたから。初めて乗ったのは、たぶん中学校の修学旅行とかじゃないかな」
「どこに行ったとかありますか?」
「覚えてないっすね」
「大事なところですよ、それ」
「だってお前、50年前ですよ」

恋乃葉さんの山陽新幹線の思い出は?

棚田さんの0系の画とその思い出…野川アナの判定は?

【塚本恋乃葉さん・棚田徹さん・野川アナ】
「ブー」
「ははは」
「すみません」
「私はこちらです。ちょうど本当あの辺でホリプロタレントスカウトキャラバンの決選大会があるって言うので、家族にお見送りをしてもらって『いってきます』って行ったのがこの新幹線です」
「白の車体にブルーのラインはN700Aだと思いますね。まあ、東京に行く新幹線ということでエピソードトークも強いですね。グランプリ取った時のですからね。恋乃葉さん!」
【ピンポンピンポン】
「やったー!正解」

恋乃葉さんには、現在発売中の山陽新幹線全線開業50周年グッズを1つプレゼントします。

【塚本恋乃葉さん・棚田徹さん・野川アナ】
「うわー迷うな」
「例えば何が?何ですか?」
「例えば左上のものを見ると、これ新幹線のね。山陽新幹線開業50周年記念のリングノートですね。デザインが今まで走ってきた車両の軌跡みたいな。その下に行きますと、それぞれの新幹線のピクトグラムといいますか。沿線のね、駅弁業者さんが作っているオリジナル駅弁ですね。で、その上にキーホルダーがこれノベルティとしてついてくる」
「わー、ワクワクするやつ」
「その一例として、右の3種類のがのってます」
「右下がね、JR西日本さんとアンデルセンさんがコラボした記念のクッキー」
「おー、アンデルセン。間違いないね」
「さあ、恋乃葉さんどれがいいですか?」
「いやー、迷いますね…クッキーが気になります」
「では、このクッキーを謹んでプレゼントします」
「ありがとうございます。新幹線」
「ほんとだわ。形がもう新幹線」
「かわいい」
「じゃあ今日、東京へ帰る時、新幹線で食べたらいいじゃん」
「そうします」
「そっか、恋乃葉さん、きょう日帰り?」
「はい」
「行きも帰りも山陽新幹線、お世話になります」
「お世話になります」
「そういうことですよ。本当に乗ってますよ」

開局50年のTSSも新幹線のような存在になりたい!

広島に新幹線が開通して50年。
東京までの乗車時間は最短3時間43分で今や、日帰り出張も可能に。
山陽新幹線は私たちの生活を劇的に変化させました。

【塚本恋乃葉さん・棚田徹さん】
「私も東京に行きすることで乗る機会が増えたんですけど、今や欠かせない存在ですね」
「欠かせないですよね。TSSも開局50周年。山陽新幹線の全線開通50年。TSSも新幹線のような存在になりたいですよね」
「素晴らしい」