幹部海上保安官を目指す167人 きょう海上保安大学校で入学式 広島県呉市

4/12(土) 18:05

幹部海上保安官を育成する広島県呉市の海上保安大学校で12日、入学式が行われ167人の学生が新たな生活をスタートさせました。

【学生代表の宣誓】
「宣誓、私たちは海上保安大学校の教育方針に従い、立派な海上保安官になることを固く誓います」

広島県呉市の海上保安大学校では高校を卒業したばかりの本科の学生や、大学卒業後に入学した初任科の学生など計167人が入学式にのぞみました。
式では学生一人一人の名前が読み上げられたあと、筒井直樹校長が「海上保安庁の幹部職員になるという自覚を忘れず、自己実現していくことを期待します」と新入生たちに訓示しました。

【新入生は】
【本科1学年 戝津佑頼さん】
「体力面には自信があるので、幹部海上保安官としての知識をしっかりと身につけていきたい」

【初任科 秋元美知瑠さん】
「歯車を円滑にまわせるような組織の一員になることと、国民一人一人に向き合えるような海上保安官を目指している」

学生たちは国家公務員としてそれぞれ1年から4年の間、海上保安大学校の厳しい訓練と学業に打ち込みます。