イズミ決算発表 営業利益は過去最高も九州のスーパー「サニー」買収で増収減益

4/14(月) 19:00

地場大手のスーパー・イズミの昨年度の決算は九州地域のスーパー「サニー」を買収したことなどにより増収減益となりました。

イズミの今年2月までの昨年度の売上高に当たる営業収益は5241億円で過去最高となりました。

去年2月に発生したランサムウェアによるシステム障害からの客足の回復や西友が運営するサニーの事業買収などで前年度から11.2%増加したということです。

一方、サニー事業を引き継ぐにあたりシステム移行が思うように進められなかったことなどから営業利益は60億円の減益となりました。

今年度は9月を目標に低価格帯のプライベートブランド商品の販売開始を予定するなど、増収を目指すとしています。

また、先行きが見えないアメリカ・トランプ大統領の関税政策の影響について、イズミの町田繁樹社長は。

【イズミ・町田繁樹社長】
「すぐに影響が出るという話ではなくて、基幹産業の輸出が主要な企業であれば、そのエリアで必ず商品の鈍化というのが起きるのではないかという予測をしている状況です」