広島・府中市に10億円の市民プールが完成 財政ひっ迫の中での大型施設整備 市民からは懸念の声も

4/17(木) 11:55

財政がひっ迫している広島県府中市で新しい市民プールが完成し、17日報道陣に公開されました。

今回新たに完成したのは市民プール「府中市B&G海洋センター」です。
現在の施設の老朽化に伴い、JR府中駅ちかくに場所を移し建て替えました。

2階建ての建物の1階に完成した温水の25メートルプールは、近隣の小中学校も授業で使用することになっています。
2階にはトレーニングルームとスタジオが備わっています。

建設費は10億円あまりで、運営管理の委託費は年間およそ7500万円です。
府中市の財政はひっ迫していて、大型施設の建設でのさらなる負担を懸念する声が上がる中、ネーミングライツを導入するなどして市の収入に充てることにしています。

プールは7月1日にオープンします。