横田めぐみさんは小学6年生まで広島にいた 北朝鮮による拉致問題を風化させないで 同級生が訴える 広島

4/21(月) 19:06

北朝鮮による拉致問題を風化させないために拉致被害者・横田めぐみさんの同級生が21日、広島市議会で教育現場でも広く扱うよう訴えました。

広島市議会で訴えたのは横田めぐみさんの同級生佐々木典子さんです。
1977年、13歳の時に新潟で拉致された横田めぐみさんは小学6年生まで広島市の牛田新町小学校に通っていました。

【佐々木典子さん】
「この問題をどうか広島の学校の子供たちに伝えてください。この問題を解明のないまま風化させないでください」

政府は拉致問題を学ぶための教材として全国の小・中学校に横田めぐみさんに関するDVDを配布していますが、広島市教育委員会によりますと市内の小・中学校およそ200校のうち昨年度に授業で活用したのはわずか7校に留まるということです。

市教委は、今月、各学校の校長が集まる会議でDVDの活用を促したということで、学校現場で人権教育に盛り込みたいとしています。