福山大学で収穫のブドウ使った新作ワイン完成 バラ科「サクラ」酵母使用 世界バラ会議でお披露目 福山市

4/22(火) 11:59

福山大学の農場で収穫したブドウを使った新作のワインが完成し、来月、福山市で開かれる世界バラ会議でお披露目することになりました。

完成したワイン「さくら」は福山大学の農場で収穫したブドウを使い、福山大学と山野峡大田ワイナリーがそれぞれ醸造しました。

ワインは、バラ科の「ナラノヤエザクラ」からとった酵母を使うことで、濃い赤みが出て、深みのある味わいに仕上がっているということです。

福山市では、10年前から産官学共同でワインの開発に取り組んでいて、今回、赤ワインとロゼワインの4種類を造りました。

【山野峡大田ワイナリー・峯松浩道さん】
「ブドウを手でもんで、足で踏んでという優しい工程を入れることで果実味を出すようなことをしております」

新作ワインはおよそ600本醸造し、世界バラ会議の歓迎レセプションでお披露目するほか、今後、イベントや山野峡大田ワイナリーでも販売するということです。