「有名人なりすまし広告詐欺」広島でも弁護団結成 去年の被害総額33億円 詐欺被害者 救済へ
4/24(木) 18:00
有名人の画像を無断で使用した「なりすまし広告」による投資詐欺被害が全国的に多発しています。こうした中、広島でも被害者の救済に向けた弁護団が設立されました。
有名人なりすまし広告による投資詐欺被害の回復を目指す広島弁護団は、きょう会見を開き弁護方針を説明しました。
「有名人なりすまし広告」は、SNSに有名人の画像を無断で使用した虚偽の広告を掲載し、偽の投資話を持ちかけるなどして金をだまし取る手口で全国で多数の被害が発生しています。
すでに大阪ではSNS運営会社に対して「なりすまし広告」の審査を怠ったり、放置したことを理由に損害賠償を求める裁判が提訴されています。
有名人なりすまし広告による投資詐欺被害の回復を目指す広島弁護団は、きょう会見を開き弁護方針を説明しました。
「有名人なりすまし広告」は、SNSに有名人の画像を無断で使用した虚偽の広告を掲載し、偽の投資話を持ちかけるなどして金をだまし取る手口で全国で多数の被害が発生しています。
すでに大阪ではSNS運営会社に対して「なりすまし広告」の審査を怠ったり、放置したことを理由に損害賠償を求める裁判が提訴されています。
県警によりますと昨年、県内で確認された投資詐欺などによる被害は345件で被害額はおよそ33億円にのぼります。
今年は2月までにすでに43件、およそ5億円に上っています。
【有名人なりすまし広告投資詐欺被害広島弁護団:代表・高橋彰弁護士】
「反社会的勢力への資金流出を避けるために、こうした訴訟を起こし、被害回復を図っていきたいと考えています」
広島弁護団は、すでに相談窓口を設置していて、今後はSNS運営会社に対する損害賠償請求訴訟も予定しています。
今年は2月までにすでに43件、およそ5億円に上っています。
【有名人なりすまし広告投資詐欺被害広島弁護団:代表・高橋彰弁護士】
「反社会的勢力への資金流出を避けるために、こうした訴訟を起こし、被害回復を図っていきたいと考えています」
広島弁護団は、すでに相談窓口を設置していて、今後はSNS運営会社に対する損害賠償請求訴訟も予定しています。