任期満了に伴いことし秋に行われる呉市長選挙に、新人で元総務省官僚の杉田憲英氏が立候補することを表明しました。

【呉市長選挙に立候補表明・杉田憲秀氏（５５）】
「呉市のおかれている課題が非常に厳しく、そしてこれから先、対処を遅らせることができないというのが今回、私が出馬したきっかけです」

呉市長選挙に立候補を表明した杉田憲英氏は呉市出身の５５歳。
東京大学を卒業後旧自治省に入り、新潟県の財政課長や奈良県副知事、総務省地域政策課長などを歴任し、先月、総務省を退職しました。

杉田氏は人口減少対策や日鉄呉跡地問題などに市民や国と全員野球で取り組みたい、と抱負を語りました。

呉市長選挙の立候補表明は杉田氏が初めてで、現在２期目の新原芳明市長はまだ態度を明らかにしていません。

呉市長選挙は、今年秋に投票が行われる予定です。