5月5日端午の節句を前に 春風に乗って『鯉のぼり』優雅に泳ぐ 広島・福山市&熊野町 

4/25(金) 17:32

来月5日の端午の節句を前に広島県内各地の空を元気に泳ぐこいのぼりの映像が届いています。

福山市新市町、宮内谷地区の空を彩るのは、34匹のこいのぼりです。
地元住民が子どもたちの健やかな成長を願って毎年この時期に掲げています。

2000年にここに住む個人が始めた取り組みが今では地区全体からこいのぼりが寄せられるようになり、すっかり地域の風物詩になっているそうです。

宮内谷地区のこいのぼりは来月5日まで掲げられる予定です。

心地よい春風を受けながら色鮮やかな鯉のぼりが泳ぐのは、広島県熊野町にある深原地区公園です。

地元住民でつくるNPO法人きらら会が町の内外から寄付されたこいのぼりを2017年から掲げていて、ことしは過去最大の50匹以上の寄付があったということです。
こいのぼりの中には、熊野町が生産日本一である「筆」の形をした住民手作りの「筆のぼり」も掲げられていて訪れた人を楽しませています。

この公園は、住民たち自ら里山を整備して作った公園で、住民が手作りした遊具や住民が育てた今が満開の芝桜もこいのぼりと一緒に楽しむことができます。

【NPO法人きらら会・菅田宗章さん】
「(鯉のぼりが)今現在、130匹あがっております。全部会員で組み上げたものです。ぜひみにきてください」

深原地区公園のこいのぼりは来月25日ごろまで掲げられているということです。