三次市吉舎町に鯉のぼり設置 地域のきずなで作業 広島

4/28(月) 11:03

5月5日のこどもの日を前に三次市で、家庭で使われなくなった「鯉のぼり」を広場に飾り付ける作業が行われました。

鯉のぼりの飾り付けが行われたのは、三次市吉舎町敷地の広場で、地域の人たちおよそ30人が作業に参加しました。
飾り付ける鯉のぼりは、家庭で使われなくなったものを、市民などに呼びかけて集めたもので、毎年4セット程寄せられるということです。

作業は、まず、同じ色の鯉が続かないように、およそ50メートルのワイヤに1.5メートル間隔で針金止めしていきます。
今年は、30匹の鯉のぼりと保育所の園児が作った7匹が取り付けられました。
最後に軽トラックでワイヤを引っ張ると、連なった鯉たちは、初夏のそよ風に吹かれ静かに泳いでいました。

【作業に参加した人は】
「初めて参加したんですけど、地域の行事で、ずっと残していけたらいいなと思います」

【敷地自治振興会・森末善彦事務局長】
「空高く鯉のぼりをあげて、今年度も頑張ろうねという意味も含めて企画をした。感無量です。これもみなさんの一人ひとりのご尽力の賜物だと思っています」

三次市吉舎町敷地の鯉のぼりは、5月中旬まで設置されるということです。