【広島あの日のきょう】宮島・弥山 ニホンザルが出産ラッシュ(2000年) 観光客は「カワイイ!」

4/28(月) 18:46

テレビ新広島、放送50年の歴史の中から、あの日のニュースを振り返る「あの日のきょうにずきゅん」宮島にはかつてたくさんのニホンザルがいました。
25年前の2000年4月28日、新緑に包まれた宮島の弥山ではニホンザルが出産シーズンを迎えていました。

宮島ロープウエーの終点、獅子岩付近には、68頭のニホンザルが生息する宮島野猿公苑があり、この年の春あわせて9頭の赤ちゃんが生まれました。

赤ちゃんザルは体長20センチほどで、黒っぽい産毛に包まれて小さな手足で母親のお腹をしっかり掴みお乳を呑んでいます。

観光客は母ザルに抱かれた赤ちゃんを見つけて、可愛いいと声を上げたり写真に撮ったりしていました。

一方、若い猿は木に登り椿の花のミツを盛んになめて、花粉で口が黄色くなっています。


野猿公苑では前の年に4頭の子ザルが生まれていますが、この年は9頭も生まれたことに、野猿公苑の研究員は「秋にドングリやシイの実が豊富で栄養が良かったのでは」と。話していたそうです。